じゃあどうしたらいいんだよ?

お前に僕の何がわかるというんだ。
まあ僕に僕の事を聞かれても困るが
お前よりはわかっているつもりだ。

僕よりは、僕よりも、僕が、僕に。

腹立つなぁ 腹が立つ。
無意味。 腹が立つだけ無意味。 嫌気がさす。


あーあ

いろんな感情が脳内を巡り巡って
行き着く結果はいつも「どうでもいい」。
元の自分に戻るだけ。




 
何が嫌なんだろう?  知らん。

狭い? 確かにこの環境は狭い。
この狭さに、慣れる自分など認めない。

ここが帰る場所だなんて。


暗い。


この暗さと狭さが嫌なの?  知らん。




夢を見すぎなんだよ
自分の身分と力量を考えなよ。



僕は、僕が勝手にこの環境を毛嫌いしているだけ。
知ってるよ。

この狭さから逃げたい。
それも知ってる。



どちらかといえば、今の自分から逃げたいんじゃないの?



うるさい。

うるさいうるさい。



…………




背を伸ばせない 腕を広げられない。

今の自分を変えられる場所へ行きたい。

その思いが歪んで、今の場所を毛嫌いしている。

――結果は一緒。


何もできないのに夢だけ見る滑稽な自分が嫌なので。

自分が縛られている事を全面にして環境を憎む。

――結果は一緒。


騙し騙しでもいい。
朝三暮四でも少しくらい期待を抱かせて。


どうか、自由なところへ。

誰か、僕が変われる 広い場所へ。





そしたら、僕と同じ環境の子を逃がすんだ。 なんてねw




はあ。