18/12/16 10:40 (:怪しいものには ご注意を!)
怪しいものには ご注意を! ~そして~ 33



優子が 退院して 家に 帰ると 子供達が 優子に 抱きついた
『ママ』
「ただいま」
「優子 お帰り」
「ママ・・ごめんね」
「今回は 大変だったわね」
「リクに 滅茶苦茶 怒られちゃった」
「当たり前でしょう」
「だって 麻里ちゃんも 才加も キチンと 見送って あげたかったんだもん」
「あげたかったもんじゃないわよ・・リク君と 黎士が どれだけ・・」
「優子・・帰って来ました?」
リクは 優子を 見つけると 優子を 抱き締めて
「やっと 帰って来た」
「遅くなって ごめん・・リク」
「今回は ダメかと 思ったんだからな」
「ぅん」
「うんじゃねぇよ」
「・・・」
「篠田さんと 秋元さんの 卒業公演 出たかったのは わかるけど・・」
リクは 優子の体を 離して
「優子も 陽も 無事で 良かった」
「リク」
「もぅ 心配させんなよ」
リクが 優子を キツく 抱き締めると
「パパ・・じゅゆい」
「何が ズルいんだよ なな」
ななが 優子に 抱き付くと まひる 七瀬 萌も 優子に 抱き付いた
リクは 仕方なく 優子から 離れた
「俺の 優子なのに」
リクが 呟くと 優子の母親は 笑いながら
「リク君 自分の子供に 嫉妬?」
「俺だって 優子と・・」
「リク君 仕事は?」
「あっ・・優子に 会いたくて 帰って来た だけだった・・お袋さん・・優子 寝させといて 下さい」
そう言って リクは 出て行った

子供達が 昼寝をすると
「優子も 少し 寝なさい」
「ママ」
「何?」
「ごめんね」
「子供達のためにも 無理しないのよ」
「・・・」
「優子が 居なくなったら 子供達より リク君が 大変な事になるのよ」
「・・・」
「リク君の為にも この子達のためにも 早く 元気にならなきゃ」
「私は 元気だよ」
「退院したばかりなんだから 今日くらいは 子供達と 一緒に 寝てなさい」
優子は 母親に 言われて 子供部屋で 一緒に 眠った


FIN

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