18/12/12 16:15 (:怪しいものには ご注意を!)
怪しいものには ご注意を! ~そして~ 30



優子が 5人目を 妊娠すると
「あなた達 何人 子供が 欲しいの?」
「リクが 男の子が 欲しいって 言うんだもん」
「まさか 男の子が 出来るまでなの?」
「多分」
優子の母親が ため息を ついた
「迷惑 掛けて ごめん」
「迷惑じゃないけど・・内緒なんでしょう?」
「ぅん」
「この子達にも 我慢させてる事が 沢山あるって 分かってる?」
「・・・」
「お腹に 居る子で 最後にしたら?」
「・・・」
「おはよう・・ございます」
リクは 優子の母親に 挨拶をすると 優子を 抱き締めて
「元気ないじゃん・・どうしたんだ?」
「ぅん・・」
「今度は 男の子だったら 良いなぁ」
「もし 女の子だったら どうする?」
「んー・・次に・・」
「ママに 反対されても?」
「え?」
「この子達が 幼稚園とか 小学校へ 行くようになった時 どうするつもりなの?内緒なんでしょう?」
優子が 俯くと リクは 優子の頭を 撫でて
「その時は 俺が 結婚して 子供も 居る事を・・」
「優子は 結婚してるって 言えないのよ」
「それは・・」
「週刊誌に 追いかけられて・・優子は 卒業するの?」
『・・・』
「やっぱり あの時 生ませるんじゃなかった」
「めんちゃい」
『なな』
ななが 泣きながら 謝っていると 優子は ななを 抱き締めて
「ななは なにも 悪くないのに・・何で 謝るの?」
「らっちぇ・・あちゃち・・」
「ななが 謝る事は ないんだ・・俺が・・」
「リクも 悪くない・・私は 嬉しかったもん リクとの 子供・・誰に 反対されても ななを 生むつもりだった・・ななが 無事に 生まれてくれて 嬉しかったんだよ」
「ママ」
「俺も すげぇ 嬉しかった・・絶対に ななも 優子も 護ってやるって 思った・・それは 今も 変わってねぇ・・家族が 増えたけど 俺が みんなを 護るって 決めてるから」
「パパ」
「優子も 俺も ななが 大好きだよ」
リクが そう言って 優子と ななを 抱き締めて
「お袋さん・・迷惑 掛けて すみません」
「・・・」
「もし 子守が 大変なら 家政婦さんでも 雇いますから」
優子の母親は ため息を つくと
「優子も リク君も 頑張ってるのは 分かってるの・・」
優子は ななの頬に キスをして
「みんな ななの事 大好きだよ」
「ママ」
「俺も 大好きだ」
「私も ななちゃんの事 大好きよ・・まひるちゃんも 七瀬ちゃんも 萌ちゃんも みんな 大好き・・だけど・・」
「お袋さん・・すみません 本当に 俺が なんとか しますから」
「リク・・ななと 向こうで 待ってて」
「分かった」
リクは 優子に 触れるだけのキスをすると ななを 抱っこして リビングで テレビを 観始めた

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