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冷たい校舎の時は止まる

最近ハマっている辻村深月さんのデビュー作
冷たい校舎の時は止まるを読みました

ここのところブクログに簡単に感想書いているだけだったんですけど、ちょっとブクログのアプリに不具合が生じているので、ここに感想書きます!

とにかくよかったですよ
心揺さぶられる度合いは凍りのクジラやスロウハイツの神様のほうが上だったんですけど、安定感がすごいです、この作品
あと辻村作品はオチが気に食わないものが多いのですが、これはオチも嫌いじゃないですねー

ここからネタバレたっぷりあるので要注意

ロードムービーを先に読んでいたので、充があの先生で、梨香があの電話の娘だから二人は違うなーとか思いながら読んでました

設定が斬新というほど、特殊なものではないのに、なんだか、今までに読んだことのない!と強く思わせる始まり方だと思いました

私はずっと鷹野が犯人かと思ってたよ

菅原榊だってことは下巻に入ってすぐくらいから気づきました!いえい!
ヒロのエピソードはウルウルしました
こういう話好きです。

ちびっ子博嗣の台詞とそれに対して菅原が自分の痛みより〜て言うところとかすごく好きです
この従兄弟いいね

これを読んでからロードムービーのヒロとみーちゃんの話を読むとなんとも言えない。
二人とも可愛いなあ
そして博嗣も榊もそれぞれヒーローを目指しているのだなあと思うと何とも言えない

あと梨香の話も好きです
助けてやる、の榊くんがイケメンすぎる…そりゃあ惚れるよなあ

春子が亡くなっていて、深月が犯人というのは最後までわからなかったです

最後に向けて盛り上がっていく、その持って行き方が好き

そしてこれを読み終わってからロードムービー読むのがもう…なんだろう、二度美味しいというやつですかね

充がかっこいいのも、榊の影響ですよねきっと
あと裕二がナンパな男とやたら言われてて面白かった
博嗣と深月のその後も彼ららしくて好きだなあ

辻村深月の話でもしようか

まずは出会いから説明しよう

エムブロ始めてあんまり経ってない頃から、ずーっとブクマしているブログがまありましてね

加藤らじおさんて人のなんですけど
あ、そのブログ最近は私と一緒でそんなに更新してないんですけどね

とにかく本の趣味が一緒みたいで
読みたいものがなくなったときは、
彼女のブログやブクログにのってた本で気になったのを
手にとってみるようにしてるんですけど
どれも面白いんです、いっつもハマってしまうんです

今回もハマりました
辻村深月作品

いやーもう本当にドンピシャ!て感じなんです
こんなに楽しいと思わなかった
すごく読んでて心揺さぶられるものばかりなんです!

この感情をこの角度でこう描いてくるのかっ!?と思いながら読んでます

感情の描きかたが丁寧だと思う
物語の構成の仕方も秀逸だと思う

でもところどころ変、というか上手にできてない
全然完璧でないところも含めて、いま、最も気に入ってます

最初に「凍りのクジラ」を読みました
それから「ロードムービー」「スロウハイツの神様」「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」と攻略中です

昨日ゼロハチ〜を読みました
絶対クリスマスイブに読むものじゃなかった
でも嫌いじゃないです
期待を裏切らないなあと思う

自分でも、びっくりするくらいグサっとくるんです
そしてこんなに一つのものに感動できるのは、このタイミングで出会えたからだと思う

きっと何年か経って読んでも楽しいけれど、こんなに感動できない
だから会えてとっても嬉しい




ぐたぐた

梨木香歩の「僕は、そして僕たちはどう生きるか」を読みました

最近読んだ彼女の作品は全部難しくて、私にはさっぱりわからないものばかりで寂しかったのですが、これはわかりやすい作品でした。
オススメです。楽しめるし、考えさせてくれる。少し気がつくこともあるかな?

重くて軽いです。ただ、表紙のセンスがすさまじく悪い。少なくとも私はこの表紙嫌いだな。こんなの梨木香歩の作品に似合わない。もっと温かい表紙が彼女の作品にはよく似合う。

辻村深月作品のおかげで本を読むことがまた楽しくなってきたのだけど、なかなかここに彼女の作品の感想を書けてません

私は文章書くのとても下手だけど、それでも書くことによって頭の中とか気持ちとかってすごくすっきりする
だからブログを始めたのだけど、最近は、書きたいこと、読んで欲しいこと、知られたくないことがちょっとずつ重なってて、なかなか書けない

そうそう話は変わりますが、
私は負けず嫌いかもしれない
なんとなく前から自分では思ってたんだけど、誰からも指摘されたことはないです

京王クリスマスバスが素敵です
ほんわかする
こういう小さな幸せが大好き

九つの、物語

久しぶりに本の感想いきます
前々から気になっていた橋本紡さんの本を読みました!
九つの、物語

感想書く前に少し調べたら、ラノベの人なんですね…あんまりそんな感じがしなかったので驚きました

まず、私は文庫本の裏に書いてあるあらすじとか読まない主義なので、本を開いて死ネタであることに驚きました。
私はいつも表紙見てどんなジャンルなのかドキドキしながら読むんです、話をつかむまでのドキドキも好きなんです。

実は私、死んだ人が戻ってくる話とかそんなに好きじゃないんですよね。だかこの本はあんまりハマらなかったです。

でもブクログのレビューとか読むと好評でしたよ。温かい感じがみんなのハートをつかんでるみたい…

ここからどんどんネタバレしていきます!

なんで最初のページを読むだけでお兄ちゃんが死んでる気がするのかが不思議。
どこにもそんなこと書いてないけど、そういう雰囲気が出てて、そこがすごいなと思いました

主人公が、自分がお兄ちゃんを殺した、ということを忘れてて、それを思い出す、という王道の展開
語り手である主人公が狂ってる、という設定は好きです、細かいこと考えても仕方ない感じが好き

お母さんのネタを引っ張りすぎてるというか、意外に浅かったというか…
お兄ちゃんが魅力的すぎたのかな?

お兄ちゃんに彼氏を会わせるシーン好きです。あと帰ってこない主人公を心配して眠れなかった、ということを隠そうとするお兄ちゃんは可愛すぎた…

主人公と年齢が近いからか、主人公ばかり気になって、お兄ちゃんをそんなに意識しないで読んでしまいました
なんか読み方間違えたなと読み終わってから思いました、反省してます

作中に出てくる話は山椒魚しか知らなかったです。しかも改定前と後とどっちを読んだのかも、はっきりと思い出せない私。たぶん、前かな…?
あと聞いたことない作者名もあってショック。

私、最後のトマトスパゲッティのエピソードとか怖くてしょうがなかったんだけど、誰もそういう感想の人がいなくてしょんぼり

この本て結局主人公は自分の狂ってるところも何もかも受け入れて生きていく、ていう終わり方ですよね

お兄ちゃんは狂った主人公が死にそうになるのは止められたけど、主人公を元に戻すことは出来ずに消えてしまったんでしょ?
健全な精神なんて持っていてもツライだけってことですか…

全体的に温かいエピソードが多い話だからこそ、この終わり方はつらいと思う

読書録

Twitterをやるかやらないかで真剣に悩んでます。
前は絶対やるものか!と思ってたけど、311でTwitterの価値が上がったという話を聞いてたら、その通りだと思ったんです。

それにiPhoneだし。Twitterアプリいろいろあるみたいだし。
問題はつぶやきたいことが一つもないことだよね。

デザマネという単語を使ってつぶやくとデザマネの准教授がお返事くれるみたいです。
なんだか面白い人だし、面白い授業ですよ、デザマネ。

デザインマネジメントという名前で「情報をどうデザインしていくか」みたいな話です。
課題がセンスのない私には苦しいものばかりで毎週涙目になりながらやってます。先週はお題にあったストーリーを作る課題でした。

ストーリーは作れないが読むのは大好きな私の最近読んだ本を紹介していこうと思います。

図書館戦争 内乱 危機 / 有川浩
GOSICK1 2 / 桜庭一樹
おしまいのデート / 瀬尾まいこ

最近、あんまり読んでないですね。思ってたより少ない…

簡単に言うと図書館戦争は展開が王道ラブコメ。設定は独創的だけど他は普通です。やっぱ王道て楽しいよね。

GOSICKは本屋さんでアニメ化がどうのこうの騒いでいた時から気になってました。ストーリーは暗めのミステリーなんですけど、キャラクターの可愛らしさが半端じゃない。

私は堂上教官(図書館戦争)より久城(GOSICK)のほうがかっこいいと思う!

おしまいのデートはほのぼのでした。感動するのもくすっと笑えるのもあります。

ここからネタバレしていきます。要注意!

久城とヴィクトリカがすごく好きだ!
久城くんのヴィクトリカを守ることに何のためらいもない感じがたまらない!
ヴィクトリカのツンデレも可愛い。二巻の涙目の理由とかキュンキュンした。

中途半端な秀才の久城くんにはこれからも頑張ってほしいです。両想いなことに気づかないまま突き進んでほしい。ヴィクトリカに振り回されているようで、ヴィクトリカを振り回す唯一の存在であってほしい。

図書館戦争は有川浩らしい展開とか設定とかに慣れすぎて、あんまり楽しめなかったです。面白いとは思うぞ!
柴崎がどうなるのか気になる。

おしまいのデートはランクアップ丼でうるうるしました。天丼の味は結局わからない。

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