さらに彼は、私に追い打ちをかけた

彼「会社の株とか精算しても…
まだ500万円ほど足りないんだ
君がもし僕を愛してるならお金を貸してほしい!

そして二人で0からやり直さないか?」

私「……」

たしかに私の結婚資金の貯金と親に頼みこめば何とかなるんだけど…

一物の不安が私の頭をよぎった

「ん?ひょっとして私、騙されてる?」

そう考えると彼への想いが冷めていくのがハッキリわかった

どれくらい時間が経ったのだろう…
私は、重い口を開いた

私「ねぇ…私達、少し時間をおかない?」

彼「わかった…
これ以上、君を苦しめたくないから…

会社は、僕がなんとかするから落ち着くまで本意じゃないけど別れよう…」

私「うん…」

こうして私達、別れたの