うちのチカゲがぐだぐだしゃべってたみたいで…何かすんません。あ。双子の兄のシグレです。まぁ確かに出番が少なくなったなぁとは薄々感付いてたけど…俺はぶっちゃけどーでもいいし。マツバの野郎の長ったらしい話と同じぐらいどーでもい、いっ!?…な、何か今…射られるような視線が……っくそ。アイツ、マジで人呪えるんじゃねーか?なぁ。チカさんよぉ……イッシュ行くの1週間早くしねぇ?いや、うん。何となく…
最近俺達の出番が少ない気がするんだけどー…ってゆーか、無い?今のご時世金銀は古いから?でもでも!リメイクしたから古さなんて関係なぁーい!好きな人は好きでいてくれてるもんねっ。今度、イッシュ地方…だっけ?シグレと遊びに行くんだぁ☆見たことないポケモン達がいるみたい!可愛い子がいるといいなぁ。バトルもやりたい!もちろんタッグだけど☆……と、まぁ出番を増やしてくれなきゃ無理なんだけど★
素材が良すぎる為、主は何でも着こなすことが出来る。…そう。だから時には異なった衣を纏って欲しいのだが、どうやら主は“おしゃれ”というものに疎いようだ。故に、時に儂が見立て差し上げるが…主は好き嫌いが激しいようでな。この間のふりふりでひらひらな衣服はどうやらお気に召さなかったようだ。クリティア族の女が『髪を結ったら如何かしら』と言ったから試しに結って貰ったんだが……うむ。悪くないな。あやつは主の魅力を引き立てる方法を得ていr(以下割愛)
「寒ィ」
「ユーリは薄着だからだよ」
「厚着だと動きにくいだろ」
「でも寒いんでしょ?」
「あぁ寒い」
「そんなに寒がりだっけ?」
「違う」
「風邪、」
「あ?」
「…なわけ無いか」
「あー寒い」
「寒いって言うから寒く感じるんだよ。今から寒いって言うの禁止にしよう」
「……あー…さぁ」
「………」
「さぁ〜!!」
「さぁさぁうるさいよ?」
「うっせぇ」
「温かいココア、入れてあげるから」
「さすがフレン」
「…だからさ、ユーリ。離れてくれなきゃココア作れないよ?」
「引き摺れば作れるんじゃないか?」
「離れる気は無いんだね」
「離れて欲しいのかよ?」
「ずっと離れないでよ。ユーリ」
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