今日、午後3時半頃、店の外から急に地鳴りのような歓声が聞こえてきました。
いったい何事かと自動ドアが開いた隙に外を見たら、遠足帰りらしい大量の幼稚園児とそのお母さん達が、改札を出て歩いてくるところでした。
〇野動物園の帰りかな?
体操着の幼稚園児達が元気いっぱいで、そらもう耳もつんざけるような騒ぎでした。
みんな小さいな〜。
私も子供達の幼稚園時代、埼玉の〇さしの村とか、那須の〇んどう湖ファミリー牧場とか行きました。
あーんな小さかったなんてね〜。
いや、小さい頃も鮮明に憶えているのですよ。んでたまに今の子供らを見ては
「大きくなったな〜」
と言ってしまうわけですが。
遠足は幼稚園児には年間最大級の楽しみ。
私も合計五回も同伴しましたが、その楽しい雰囲気と子供らの異常なテンションは忘れられません(((^^;)
話は少々ずれますが、昨年秋に娘が中学の修学旅行に行きました。
うちの近所の駅に朝6時に集合。
娘の学校は9クラスもあり小さな駅のホームにテンション高い中学生が300人も集まり、早朝出勤の皆様はいつもの静かな駅とはまるで違う異常事態に口あんぐり(((・・;)
これから新幹線の止まる駅まで行って、新幹線で東京行って、また東海道新幹線乗って京都まで行く彼らは手のつけられないハイテンションでふざけまくり、何人かが線路に落下(笑)
教師たちは青筋立てて誘導し乗車させ、次の難関は新幹線の乗車となりました。
さすがに新幹線のホームから線路に落ちるアホはいなかったらしいですが、東京までは自由席だったのでこれまた大変。
「乗れ!とにかく乗るんだ!席はあとから決めろ!」と、必死。
300人を一人残らず乗車させなくてはならない責任は、よくわかりませんが想像がつきます(笑)
あの中学校の先生たちは、あまりの人数の多さに普通の感覚を失っています。
授業参観などの学校行事は、何十人もが校庭で駐車場係。
わたしが夕方一度バッテリー上げた時でもまったく動じず対応してくれました。
先生だけで62人もいて、標準的な生徒の他に、学習障害のある子・知的障害のある子・外国人との血の混じった子・不登校の子・そして不良…の子供らを、なんとか犯罪を未然に防ぐために、気の毒なほど頑張っています(;_;)
授業中廊下を走っている先生は、間違いなくサボりの生徒を見つけて追いかけているし、ベランダから這って教室に侵入してしらばっくれる不良(うちの娘は窓際でよく目撃したらしい)も、見つけなくてはいけない。
そう。
娘の三年生の時のクラスはとんでもない不良の吹きだまりだったのでした(笑)
私は、子供らが小学校に入学した時に
「幼稚園はぬるま湯だった」と思いましたが、
あの中学校の先生方の涙ぐましい献身的な指導を思えば、中学校もぬるま湯です。今ごろ不良どもは思い知っているだろう…。
幼稚園児時代なんて、嵐の序章に過ぎません。
しかし、強く叱れば泣いて従う子供を指導する方がなんぼか楽なのではないか…と思うのは、所詮外部のあまっちょろい考えなんでしょうかね…(;´д`)