桜色のミニスカート

自分の意志はどこにあるの？
人の意見に流されて、したいことも出来ない。
親の意見に流されて、自分の意志が通らないのは馬鹿みたいだ。
もっと主張出来る人間になりたい。

変なプライドは捨てて、自分がやろうと思ったからにはあと１年続けなくてはいけない。

失敗したら、反省はしても後悔はしない生き方をする。

以下、創作短編






「ねえ、貴方はどんな味がするの？」

「えっ？」

　付き合って二月の彼にそんな事を聞くと、彼は意味が分からないと言う風に聞き返した。

「醤油の味がして美味しそう」

「うん、まあ、暑くて汗を掻いたからしょっぱいだろうけど」

　私の言葉に真面目に返してくれた彼はとても優しいと思う。

「味見してみよう」

　私は彼の手を取り、人指し指にかじりついた。

「おい、何してんだよ」

　彼は驚いて手を引っ込めた。

「うん、やっぱり美味しいね」

「何がしたかったんだよ」

「好きな人の事は何でも知りたいと思って」

　普通の人だったらこういう事をしたら引くと思うんだけど、彼は照れたのか顔を赤くした。

　彼はこんな変態な私の事を本当に好きなんだろうなとそんなところから思う。

　私は彼の首に腕を巻き付け、頬をペロッと舐めた。

「何してんだよ」

「今日は貴方の事をたっぷりと味わいたい気分なの」

「どういう気分だよ！」

　彼はそう言いながらも私を拒まず私の好きなようにさせてくれる。

　私は彼の事が心の底から大好きだ。




壇密のブログを見て思い付きました。
かじると言う部分しか合ってないけど(笑)

自分の意思ってどこにあるんだろう。
誰かに流されているだけの自分にどんな価値があるんだろうか。
もう１度生まれ変わって人生をやり直したい。

雨の日に仕事したからかも