世界で肥満と分類される大人や子どもが10億人を突破したという調査結果が2月29日、医学誌ランセットに発表された。 同日記者会見した論文の筆頭筆者で英インペリアル・カレッジ・ロンドン教授のマジド・エツァティ氏によると、予想よりも早く10億人に到達したのは、低・中所得国で栄養不良の形態が低体重から肥満へと急激に移り変わったことが一因だった。