15日未明、愛媛県伊予市にある市営団地の部屋で松山市の17歳の少女が死亡しているのが見つかりました。
警察は、この部屋に住む36歳の女と16歳から18歳の少年3人が事件に関わった疑いが強まったとして、死体遺棄の疑いで逮捕しました。

15日午前0時ごろ、愛媛県伊予市にある市営団地の部屋の押し入れで若い女性が死亡しているのを、通報を受けて駆けつけた警察官が見つけました。
警察が調べたところ、死亡していたのは松山市に住む無職の大野裕香さん(17)で、顔は腫れ上がり、あざのようなものがあったということで、毛布がかけられていました。
この部屋には36歳の女と4人の子どもの家族5人が住んでいて、遺体が見つかったとき、家族5人のほか子どもの知り合いが複数いたということです。
警察は、この部屋に住む36歳の女と、伊予市や松前町に住む16歳から18歳の少年3人が事件に関わった疑いが強まったとして、死体遺棄の疑いで逮捕しました。
警察の調べによりますと、死亡した大野さんは逮捕された女の子どもの友人で、ことし6月に松山市の自宅を出たまま行方が分からなくなっていて、先月19日に家族から捜索願が出されていました。
この部屋には大野さんや逮捕された女の子どもたちの友人が以前から頻繁に出入りしていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
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