地元産の養殖魚をPRするため、愛媛県立宇和島水産高校の女子生徒二人が三日、多摩市にある鮮魚店「吉川水産多摩センター三越店」を訪れ、クロマグロの解体ショーを披露した。
同高校の水産食品科の女子生徒七人でつくるPRユニット「フィッシュガール」から、いずれも三年生の寺坂美和さん(18)と河野奈津美さん(17)が参加した。
白い前掛けをした寺坂さんは身長一五一センチと小柄だが、出刃包丁などを使い、体長一七〇センチ超、重さ五六キロの地元で養殖されたマグロをわずか三十分ほどで解体した。
説明役の河野さんは赤い法被姿。マイクを手に「愛媛の養殖マグロは良いエサを食べているからおいしい。
今日はかわいい女子高生が解体しているから百倍おいしい」と軽妙なトークを展開した。
買い物客は解体作業を歓声をあげながら見守り、赤身や中トロなどに切り分けられた刺し身を次々と買い求めていた。
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