外国に行くことが多かったり、住んだことのあるひとなら経験があるかも知れません。
私の場合、アジアの人間、日本人だという意識が強くなった気がします。
決してナショナリストになったわけではありませんが、日本を意識せざるを得ない状況になるのでしょう。
というのはいつも周りにはほとんど日本人がおらず外国人(ほんとは自分が外国人なのですが) に囲まれていると、まずは自分が異邦人であることに気づき日本人であることの意識が生まれます。
じつは欧米にいるときは異邦人としての意識はそれほど強くはないのですが、アジアの町を歩いているときは自分がそこに溶け込んでいるという感じがして、これが欧米にいるときには感じられない感覚なのです。
ヨーロッパでもアメリカでもひどい目にあったこともなく、ドイツもフランスも、アメリカも好きなのですがアジアの国々のほうが落ち着けるのです。
逆に日本にすむ外国人を見る場合、本当に日本語がぺらぺらだと不思議なことに外人に見えないことがあります。
これをみると言語が国を形成する大きな条件の1つなのは間違いありません。
だから逆に
英語の勉強(またはその国の言語の習得)をしてネイティブのように言葉が話せればその国に溶け込めるのかも知れません。