劇場版黒子のバスケ LAST GAMEを見てきました。
火黒で繋がった方と一緒に行って、その方と観終わったあとしんどいつらい無理言いながらJWでごはん食ってました…楽しかったけどしんどかった
あとマジバーガーセット普通に美味しかったです←
なんだろう何て書けばいいのか分かりませんね…なんだか、こんなに黒バスの何かで言葉にできない興奮と楽しさと嬉しさ、そして寂しさをいっぺんに味わうことになるとは正直予想していませんでした。
事前に火黒クラスタは殺されると聞いてはいましたがこういう方向で殺されるのかマジかよって気持ちでした。
ていうか、誠凛箱推しの人も他のキセキが好きな人も、キセキとそれぞれのチームメイトとの関わりが好きな人も全員心に矢が刺される映画だったと思いますね。
何言ってるのか全然伝わらないですね。散々喋って落ち着いたつもりでしたが全然でしたね。
とりあえず、大筋は漫画で描かれる通りではあるんですが、動画で映画館で集中して観ると全然見え方違ってたりするので、続編読んだ人も読まなかった人も、アニメ見た人も見なかった人も、黒子のバスケがちょっとでも好きだったことがある人は絶対に見て欲しい作品です。
色々なところで色々な人が同じようなことおっしゃってると思いますが本当にその通りです、ほんとみんな見て絶対見て絶対損はしないからッ!!!
あれが集大成なんです、キセキの世代と火神がああいう顔つきと心持ちでバスケができるようになるために、原作30巻分の物語があったんだなって、そう思える映画なので…! まだの人はぜひ…!!
ここまでネタバレなし感想です。
ここからネタバレあり感想です。
映画見てない人は引き返していただけたらと思います。
いいですかね?
では。
普通に漫画でやってたジャバウォックVSヴォーパルソーズやるんだと思ってたんですがいきなり火神君中学時代とかあらやっだーやられたーーで初っ端から彩野は叫び出すのを堪えるためにタオル噛み締めてましたw
火神君中学時代もあんまり友達できないタイプだったんですね…「だれかなんとかしてくれ」に彼なりの絶望が滲み出ていたように思います、どこかで呟きを拝見したと思うんですが火神ってだいたい受け身なんだなぁと、バスケ始めるきっかけすらも。そういうことを思い出していました。
黒子にとっての火神は人生のターニングポイントであったことは間違いないわけですが、火神にとっても黒子との出会いは相当なインパクトであり救いだったんだなぁと、本当にふたり出会えてよかったね…
高校で席が前後ろだったあの光景本当に幸せだったんですね…尊いもうしんでしまえる
そこからはほぼ原作通りですが、それでも息を飲む連続でしたね。よく動くしみんなかっこいいし大変でした。
それにしてもよくあんな豪華な会場とPVと演出が用意できたものだw それだけ黒バス界の日本人バスケ好きたちを燃え上がらせたんだなあいつらは。
実況者も審判もああいう状況で中立を保つのは大変だろうな〜とかそんなどうでもいいことを考えたりもしました笑
まあ実況者は中立保ててなかったかもですが。あと英語の発音がえらくよくて笑いましたw
青峰と黄瀬のタッグが漫画読んでた時からすっごく感慨深くて大好きだったんですが、動画で見るとより一層あ〜好き〜ってなってな…
2人が覚醒してオーラ纏い始めたところからが黒バス本領発揮というか…そこからどんどん加速するインフレに笑いそうになるのと展開そのものにハラハラするのが紙一重という複雑な気持ちで、やっぱりタオル噛み締める。
原作読んでて展開大体分かってるのにね…いやぶっちゃけ1回しか読んでないのでけっこううろ覚えだったんです本当のところ。
だから逆に素直に楽しめたとこもあったかもしれなくて、無理して予習しなくてよかったな、と今では思います←
でも漫画もっかい読みたい。
あと赤司がめっちゃ自分の中で株が上がってですね、二重人格と喋る赤司が出てきたあたりからうおおおとテンション爆上がりで。
本編「頭が高いぞ」←お前は何を言っているんだ
続編「頭が高いぞ」←うおおお赤司様ァァァ
ってマジでなってたので自分でもびっくりです笑
こんな赤司様が頼もしく思える日がくるとは思わなかったよ…
二重人格と同化するとか冷静に考えるとスポーツ漫画それでいいのか的なアレでもあるんですが、そのシーン見る頃には普通に応援したい存在になってました赤司君。
ほんとお疲れ様だよナッシュと1 on 1キツかったろうに。
紫原もシルバーと思う存分やれたりだとか、黄瀬が全力で頑張るあたりとかも、すっごいこんな一生懸命な表情でバスケできるようになって良かった〜とうれしくはなっていたんですが、同時にこういう強いヤツと相見えることだけが、やはり彼らが輝ける条件なのかな…とも思ってしまって少し切なくなったりもしたのでした。
そんな中で緑間は最後までブレない…究極の脳筋…
3点ずついけばいいというアホと紙一重扱いだった発言が味方になるとこんなにも頼もしい。終盤の追い上げは素晴らしかったですね。
うんまあチャリア推しには少々キツい展開ではあったけどね…。
緑間といえば、グッズ抱えて平然と立ってる様とかそれにみんなツッコミもしない空気感とかああー黒バスだなあふじまき先生のテンションだなあーって感じてすごく微笑ましかったです。
サボテンにもやかんにも笑ったし、キメどころでリモコンが光る演出はシリアスな笑い極めてるなって思いましたね。あそこで吹かなくてどこで吹く\(^o^)/
最後の最後のキメがW光コンビっていうのもね、いいですよね。黒子のスティールからの流れも、ほんと待ってましたァァ!!てな感じで。
青峰と誰かが普通の顔で口ゲンカしてるだけで微笑みが出ますし、火神が絡むとみんな表情が柔らかくなったりして、火神の存在が黒子だけでなくキセキの中ですごく大きいこともすごく嬉しかったです。
黒子とは別の意味で、やはり彼は主人公だったのだと、そう思います。
からのね…からのさ…
打ち上げで誠凛メンバーの「火神が話ある」っていう振りからのさ?
伏線張ってたから呼ばれるのは分かってましたよ。
きっとそのうちその道へ進むのだろうし黒子はそれについて行かないだろうなっていうのも分かってましたよ。
だけどね、まさかね、誠凛で3年過ごさないうちにアメリカ行きが決まるなんて思ってませんでしたよね火神君〜〜!!
2年目インハイは終わってたと思うけど、それでもWCはあるし3年夏はあるんだよ!?
黒子とバスケするのがたった1年半だけになるなんて!! 本当に!!
火神が抜けたあとの誠凛どうなるんだろうってめちゃめちゃ本人も悩んだはずなんですよね。朝まで悩んだって言ってたもんね。今アメリカ行っておかないとNBA入りが厳しいこともきっと知っていたんだよね。
(私はその時一緒に行ってた方にそういう事実を教えていただきました)
そういうすべてを飲み込んだ上で火神君はなお行くことを決めたと思うと寂しいけどありがとうという気持ちだし、きっと黒子も全部分かった上で火神の背中押したんだろ…お前はそういう奴だよ…
そしてチームとしてのものすごく大きな痛手を一切顔に出さずに火神を送り出そうとした日向主将とリコちゃんも!ね!!
お前のこと応援しないわけがないだろって、こんなあたたかい言葉がありますか!!
そういうやりとりを受け止めた上での赤司君の提案が粋すぎてやっぱりタオル噛みましたよ私は…カットだけでもいいからラストゲームを楽しむみんながちょっと見たくもありましたが直後の展開にだいたい持ってかれた
空港の別れのシーンな、完全に火神君が音楽再生始めるところで終わると思ってたんですよね。
そこで主題歌流れてエンドロール行くと思ってたんですよね。
と、思ったら! 顔上げた! 振り返った! 走った!
わーー走った走ったよ火神君!!
「バスケ選手にしてはちっせーよな」←この台詞わたし知ってる!!でももうそれどこじゃねえ!
黒子呼び止めて泣きながらお礼言うとか思いませんよ…なんだよそれ…タオル噛みながら変な声出ましたよ私…
この辺の台詞、聞いていて気のせいか火神と中の人のおのゆーさんが同化しているような感覚があって、それだけ感情が乗ってるってことだよねと思い当たってまたそれに泣かされるという…
黒子の返しもね、壁にぶち当たりまくってくださいって言い回しがほんとに黒子でね、きっと寂しいのは黒子も同じだろうにそれを絶対火神の前では出すもんかっていういじらしさがある気がしてもう私は死んでいいですかね少なくとも語彙力は死んでいます
多分、黒子さんは別れてしばらくしてから1人でずんと落ち込んでしまう気がしている。
あれだけはっきりと二人の道はここで分かれるのだということを示されては抗えないけれど、それがもう寂しくて寂しくてしかたないんですよ…
火神はこの先アメリカで大活躍するだろうし、しかももう誠凛には帰ってこないだろうと考えられる。
赤司は「バスケを続ける限り」とは言ったけど、黒子はどこまでいっても強い選手の存在ありきの選手だから、バスケを続けるってこと自体難しいということをきっと黒子本人も悟ってるんではなかろうかと考えちゃってます。黒子が単独で火神の立つステージまで行くことはどうあっても難しいんだ…
それでも「ずっとボクはキミの影です」だぜ…泣くわ…道を違えても二人の絆は永遠だわ…
ああでも本当に寂しい。黒子とプレイした時期が火神のバスケ人生の中でのたった1年と数ヶ月になってしまうって思うとものすごく寂しいです。
それでもあれだけの涙、思いの丈がこもった言葉が出てくるんだから、たとえ短い期間のことではあってもその記憶はずっと火神と黒子の中で輝くんだろうな…たまらないです。
バスケで繋がることがこれから難しくなるかもしれないけれど、二人はずっと相棒であり続けるんだろうな。そう思います。
でもやっぱ寂しいけどな!!!(しつこい)
そんなわけで、ひたすら叫ぶのを抑えるためにタオル噛んだり膝叩いたりで必死な映画鑑賞だったのでした。隣の方ごめんなさい。
もう、ほんとう、観に行ってよかった!!です!!
ちょっと黒バス離れが長くなってたとこですけど観られて本当によかった。しんどい。
もう何回火神君の泣く顔が脳裏に蘇ってそのたびに胃がキュってなったことかわからないです〜やだぁぁ寂しい無理無理しんどいいい
しんどさ爆発ですけど本当にいい映画でした。
みんながみんないい顔してバスケしてたところが何より一番よかったです。
原作連載してた期間はいろいろ思うことはあったけれど、黒子のバスケを好きになってよかった、と映画見て心底思いました。そんな映画を観ることができてとても幸せです。
以上感想終わりです最後までお読みくださりましてありがとうございました。
こんだけ吐き出しましたけど、今もってやっぱりしんどいです_(:3 」∠)_