厚生労働省が今年3月に15〜39歳を対象とした意識調査で、3人に1人が結婚後は専業主婦を希望しているそうです。
その理由は
○家事や子育てなど仕事をするよりもやるべきことがあると思うから。
○夫がしっかり働けるようサポートするのが妻の役目だから。
と多くの女性が回答したようです。
この回答の前提には必然的な条件として経済的余裕がないとダメということで、夫の収入だけで家計が成り立つことが大前提にあります。
また、子供に対して習い事をさせたいとか、ゆったりした環境の中で育てたいといった子供との時間を大切にしたいと考えている人も多かったようです。
ただ、ほとんどの人が子育てが一段落したら働きたいと考えているようで、求人情報をチェックしている専業主婦も意外に多いのだとか。
しかし、求人の内容が自分の状況に合わず、働くことをあきらめているのが現状らしい。
時間的拘束を強いられるので、自分のキャリアを活かした仕事が見つけられないとか、保育園に入れたいけど、求職中だと保育園に預けられないし、預けられないと仕事を探すこともできないなど現実は厳しいようです。
日本は世界の中で女性の管理職が少ない国だと言われていますが、何故かわかったような気がします。