真選組屯所
2017/2/4
Sat
00:13
ヒーローと豆まき(留守番組)
サイタマ:なんつーか、暇だなぁ。
いや、暇ではないんだけどさ。
ジェノス:では先生、この節分で残った豆を俺に投げてください。
サイタマ:いや、それさっき俺にやってひとつも当てられなかったやつだろ。逆に俺が力加減間違えて、豆でお前を破壊しても嫌だしなー。
つーか、もう節分終わるし。
あ、そういやここに茶室とかあったよな。
今度開けてみるか?
ジェノス:いいんですか?チンピラ警察も、近年は開けていなかったようですが。
そもそも、チンピラ警察ならともかく、俺たちのような素性のしれない者と茶を飲む物好きが居るでしょうか。
いえ、先生となら俺はいつでもご一緒しますが。
サイタマ:まぁな、そん時は俺とお前でしりとりでもしながら茶でも飲もうぜ。2人で飽きたらふつーに寝ちまえばいいんだし。
山崎:ちょ…待ってー!!!
サイタマ:うわっ、なんか上から降ってきた…忍者っぽいからソニック…にしては地味だな。
ジェノス:先生、離れて下さい。残念な忍者ならここは俺が…(手のひらの焼却砲を落ちてきた人物へ向け構え)
山崎:ちょ、待って下さい!俺ですよ俺、山崎!
ここお願いする時に会ったでしょ!?
サイタマ:覚えてるか、ジェノス。
ジェノス:いいえ、あまり印象には残らない顔立ちなのでデータに無いですね。
山崎:…く、とにかく…そこを今日開けるのは駄目ですからね!というか…ぶっちゃけパスわすれたとかなんとかで、作り直さないと使えな(ふべらっ)
沖田:冗談はさておき、暇なら俺と手合わせなんてどうです。
サイタマ:おっ、いいな
ジェノス:駄目だ。
サイタマ:えー…。なんでだよ
ジェノス:弟子の俺だって、まだ数度しか手合わせして貰ってないんですよ!?
サイタマ:あー、まぁなんだ…剣技ってのも1度体感してみてぇと思ったんだけどな。
ジェノス:…!?なるほど…格闘技に加え、剣技も実体験をすると…流石です、先生!
ですが…それなりに経験を積んでいたとしても、この若者が先生に勝てるとは到底思えませんが…。
沖田:おい、アンタが19歳なら1つしか違わねーぞ。
ジェノス:なん…だと…、
サイタマ:マジかよ…。強くてサラサラでイケメンかよ…!!よし、やるか…。
山崎:待て待て待て待て、待ってェェェ!!!
屯所ぶっ壊すつもりですかアンタら!!絶対やめて下さいね、留守番組の依頼料払いませんよ!
サイタマ:よし、止めようなジェノス。白菜買いてーし。
ジェノス:はい、先生。
山崎:大人しく留守番してて貰えれば、白菜鍋でもなんでもご馳走しますから…。
あ、茶会というより鍋パーティーなら楽しそうですね。
ジェノス:(こいつさっき、茶室使えないって言ってなかったかと思いながらも何も言わず)
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