またまた久々の更新。
久々の更新にして、内容はSSです。
最近SSばっか思い付くから、サイトでも立ち上げてみようか。
追記で。
爆発音、銃声、様々な安全とは言えない音ばかり聞こえる。どうしよ、足動かないや。息も苦しい。全身が痛いはずなのに痛くない。感覚が麻痺してる。
私、死ぬのかな……
「……………!」
「……ぃ!」
なにか聞こえる、
「おいっ!起きろ!」
「……たい、さ…?」
耳に入ったのは私の上司、ロイ・マスタングの声だった。
「…っ、こんなところで死ぬのか!?私の部下がっ!」
「ははっ、死ぬな、って命令、守れそう、に、ないです、」
「…っふざけるな!」
「わた、し、大佐を散々、邪険に、してま、したけど、」
「………、」
「大佐のこと、好き、だったみたい、です、」
「……っ!」
あぁ、私も今になって大佐のことが好きだと気づくなんて、ばかだ。大佐の大総統になるという夢、最後まで見届けたかった。
「…せっかく両想いになったというのに、お前はもう死ぬのか、」
「……っ」
「私独りじゃ、大総統になどなれないぞ……、」
あぁ、まだ死にたくない……
大佐に好き好きアピールされまくってた夢主が、戦争に駆り出されて死にそうになるお話。死んじゃったのか生き延びたのかは、想像にお任せ。