シキ「さぁ今年もやってきましたよ! 秋の終わりの収穫祭、すなわちハロウィーンがっ!!」
スズト「おー!! 今年も食べて飲んで化けて楽しむぜー!!」

シキ「ていうか"去年"って思いっきり言ってるのに俺達の年齢は変わってないんですよね」
スバル「それ以上はいけない」


☆今まで以上に投げっぱなし成分が多く含まれます☆





シキ「"超巨大金庫に入ったタピオカミルクティーを飲み干さないと出られない部屋"!!?!?!?!?」
スバル「せめてもう少しまともな容器に淹れてくれ」
スズト「なんだよこの部屋の真ん中に置かれたでっかい箱!!」
スバル「これが超巨大金庫か……、確かにでかいな……」
シキ「俺達の布団の3倍はありますよコレ」
スバル「スケールが解り辛すぎる」
シキ「いや今年は確かにタピオカミルクティーの出店多かったですけど! おいしかったですけど!」

シキ「開錠方法は普通にメモが置いてあったので開けられます、が……」
スバル「……待て。この金庫、扉が通常通り横についているから」
シキ「開けた途端に俺達タピオカミルクティーの波に浚われてしまうのでは!?」
スズト「えっ今日は泳ぎながら飲んでもいいのか!?」
スバル「ダメです」
スズト「え〜?」


スズト「紐ヨシ!」
スバル「避難ヨシ」
シキ「開錠…ヨシ! 開けますよ……」

ギギギ……

シキ「洪水……無し、ていうか!!」

シキ「普通に大量のカップに淹れられたタピオカミルクティーが陳列されてるッッッ!!」
スバル「これを……全部飲まないと俺達は出られないのか……」
スズト「全部ラベルがちげー! 妙な所細けぇーー!!」



しかし、なんだかんだ全部飲めて3人は出られた。

スバル「どうにかなるもんだな」ケプ
シキ「ミルクティー好きの俺と 意外と甘味好きなスバルさんが同時にいなかったらキツかった」
スズト「うぶぶ……しばらく黒くて丸い物は見なくていいや……」
シキ「このぬいぐるみはアイオリスの迷宮に居るスターダストっていう魔物なんですけど」
スズト「ヒィー!!」





ドアバーン!!!

偽「ヤッホ〜〜〜!! トリックオアトリートおめでと〜ただいま〜〜〜!!」
偽ルイ「おカえりナさい」
ドクター「おや? ずいぶんと早い帰宅だな、珍しい」
偽「聞いてよ聞いてよドークーターァ〜〜〜!」スリスリスリスリ
ドクター「頬ずりをやめたまえ!! そしたら聞いてやろうじゃないk――」
偽「はいコレ今年のハロウィン限定スイーツ☆」ヒョイ
ドクター「続けてヨシ」ウケトリー
偽「今年も去年とおんなじでも〜最悪〜っ! 現実世界の人間達ってあんなにバカだったっけっ?」スリスリスリ
ドクター「私は現実世界にはもう10年近くは縁が無いからわからないな」
偽ルイ「元々人間は愚かデす」
偽「去年と言い今年と言い俺が女の子の姿で現実世界行くとすーーーぐ男子がお尻触ってくるんだよ!!」スリスリ
ドクター「セクハラだな、フレイとかお前が日頃から私にしてるようにな」
偽「マジサイテーだしすぐ裂いてーってしてやろうとちょっと思っちゃったけどぉ、ぐっと我慢して殺さずに戻ってきたってワケ! ね、俺えらい? えらいでしょ?」スリスリスリー
ドクター「そうだな、マリオ達との約束を守って人を殺めないでいるのはとても偉いぞ」ナデナデ
偽ルイ「兄サンは元かラ偉いでス」
偽「やーーーったぁーーーーー☆ いい事するとちゃんと褒めてくれる皆の事俺だーい好き〜〜〜☆☆☆」スリスリスリスリスリスリ

その後偽マリオの頬擦りは数分間続いた

偽「……あれっ? ていうかなんか静かじゃない? マリマリもルイルイもレイちゃんもいなくなくなくない?」
ドクター「ああ、マリオ君とルイージ君は新作の打ち上げがあってピーチ城の方に出かけている」
偽ルイ「フレイさンは、ガノンドロフさんト会う用事がアルと言っテ、オ迎エに行きマシた」
偽「えっ!? 高身長コワモテガチムチのガノちゃんが低身長男子代表のフレイとちゅっちゅちゅっちゅって?!!」
ドクター「関係性を知らない以上私からの言及はしないが、多分フレイがそれを聞いたら怒ると思うぞ……」
偽「俺的には全然アリアリのアリ〜!」
ドクター「やめなさいね……」
偽「で、予定がいつも通りな〜んもないドクターとディフィはお家でまったりまったりお茶しばいてたの?」
偽ルイ「そうイう事に、なリますネ」
ドクター「失礼な! いつものデスクワークと言いたまえ」
偽「んじゃあ〜、休憩に球形の素敵なモノ食べちゃおっか!」
ドクター「? スイーツなら先ほど貰ったが……」
偽「さっきのがクッキーとチョコなら〜、このおっきな箱に入ってるのは〜???」ヒョイ
ドクター「なにっ!! その形状の箱は……ケ、ケーキを買ってきたとでも言うのか……!!?」
偽「いったい何ケーキかな〜〜〜? 休憩する人こたつまでおいで〜っ♪」スタタタ
ドクター「やぶさかでないっ!!」ダダダッ
偽ルイ「…………」テクテク


ルイージマンション3、
switchにて本日発売!!

よろしくね





シキ「イマハさんの恰好がカッコよかったので、今年は真似してリーパーの衣装なんですよ〜!」キャッキャ
イマハ「(ヒィ〜〜〜〜〜やめてくれ〜〜〜〜〜!)」





シキ「朝の太陽(ひかり)が到来(く)るまで……!」
ニール「夜の祭り(ハロウィン)は決して、終わらない……!!」

フィデル「今年も2人は絶好調みてぇだな」
ニール「ああ、なんてったって年に1度しか無い祭事だ、俺だってはしゃぐさ」
シキ「普段ならこんなん言ったら背中かゆかゆになっちゃいますからね、テンション上がってる故のノーダメージ!」
フィデル「でもシキもニールも日頃から結構言ってんじゃねーか、技名みてェなやつ」
シキ「ああ、アイスブラッシュ!とかです?」
ニール「俺のスウィフトソードもだな」
フィデル「そうそう、シキの方はたまに噛んだりしてっけどさ」
シキ「目を瞑っていただくという意味で盲目になっていただいても?」
フィデル「あーなんも見えねぇな!」
シキ「あれも自分自身に勢いを付ける為にあえて声に出してますねー、俺は……」
ニール「戦ってる時は腹から声が出ているものな、シキは」
フィデル「普段はこの通りだけどな!」
シキ「んも〜自覚してますぅ〜〜〜↑!」
フィデル「つまりはわざと声に出して気合い入れてるってこったな!」
シキ「そうですよ! 患ってる人じゃあないんですから」
ニール「えっ?」
シキ「えっ?」
フィデル「ん?」





ナナ「今年の僕の仮装は"台風で壊れて道端に捨てられたビニール傘"です」
スズト「ナナお前!!! 体が!!!!」
フィデル「ぇえらい事になってるぞお前!!?!?!?」
シキ「急に現実要素を入れないで!!」
スバル「(俺達がタピオカミルクティー飲んでたのはいいのか?)」





_人人人人人_
> おわり <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄