台本形式が多くなってきたので
それだけ詰めてみました。
長いのから短いのまで、色々。
第4迷宮のネタバレの話もあるんで注意。
どいつがなんのジョブでどんな性格かとかは
過去記事の追記に書いてあるのでそこからどうぞ。
案の定デコスナ2人(スズト、スバル)と逆毛フォト(フィデル)ばっかり。
長いと思うので追記に詰める。
◆長い友 2012/08/26
シモン「んじゃあフィデル、ニール、マノレテ、スズト、スバル達は一週間ぐらい休養取っておいてくれ!」
スバル「お前それでいいのか?」
シモン「大丈夫だって」
ニール「……本当に大丈夫なのか?」
シモン「心配無ェよ!その間はこまごましたのを潰していく!」
スズト「フィデルがいなくて大丈夫なのか?」
フランシール「私がいるの忘れてない?」
スズト「あー、忘れてたわ。フィデルの背中が頼りになりすぎて」
フィデル「そうか…(照)」
フランシール「ちょっとぉ!! 私だってフォートレスなのよ!」
スバル「家庭を守る絶壁の幼妻(ようさい)」
フランシール「何か言った?」
スバル「俺のログには何も無いな」
マノレテ「じゃあ…少し休ませてもらおうと思います」
ニール「……シモン、」
シモン「お前等最近働き過ぎなの! 休養取らないといつ倒れるかわかったモンじゃない、いいから休め!」
ニール「………フフッ、わかったわかった、そうさせてもらう」
マノレテ「………………」
サビーナ「マレノテ!食べ物を食べすぎるんじゃないぞ!最近太ってきてるからな!」
マノレテ「えっ!!!?」
マノレテ「……………(体チェック)」
スバル「ジュースをおごってやろう」
マノレテ「イ、いいです」
〜そして数日後〜
サビーナ「今日で確か全員復帰だったな!(朝ごはんガツガツ)」
モニカ「食べながらお話しちゃダメです!」
サビーナ「すまん!(モグモグ)」
シモン「ンー…ふぁあぁ〜〜〜、おっ、メシできてる!」
モニカ「今日は僕とフランさんで作りました!」
レナータ「おはよーーー! わたしレナータ!」
ニール「ん〜…………(目こすり)」
モニカ「あっ、おはようございますレナータさん!ニールさん! ご飯出来てますよ!」
シモン「おう、おはようニール!」
ニール「あぁ、おはよう」
シモン「今日から復帰だな、またよろしく頼むぜ!」
ニール「言われなくとも解っているさ。誰かが勝手に休養の期間を伸ばすモンだから体が疼いて仕方が無い」
レナータ「いきなり物騒!」
シモン「はははは! 言われなくても思う存分戦う事になるだろうよ!」
フィデル「……ふぁー、今何時だ?」
モニカ「あっ、おはようございまs……ん?」
シモン「おう、おはy」
ニール「…………ん…??」
フィデル「……ん?どうした?」
モニカ「あっ、あぁ!! フィデルさんですか!おはようございます!!」
シモン「あぁフィデルか!おはよう!髪下ろしてたから誰かと…」
フィデル「!? おぁ!セットすんの忘れてた!してくる!」ダッ
モニカ「あぁ!別にそのまま朝ごはん食べても問題無いのに!」
フィデル「髪が邪魔だしなんか落ち着かねェんだって!」ダーッ
シモン「部屋戻っちゃったよ」
モニカ「僕、最初誰だかわかりませんでした…!」
ニール「…………(黙々ともぐもぐ)」
スバル「おはよう」
シモン「ん?」
モニカ「おはようございm…ん?」
ニール「…………どうしたスバル」
スバル「何か用かな?」
モニカ「あぁ!スバルさんですか!」
スバル「ん?」
ニール「髪解けてるぞ」
スバル「!!!!(ササッ) ない!ゴムない!」
ニール「失くしたのか」
レナータ「その状態の方がハゲじゃなくてカッコいいから良いと思う!」
スバル「バッ、ハゲじゃねェよ!!!」
シモン「(コイツが普通に喋ったの初めて見た)」
レナータ「わたしレナータ! わたしが使ってるの貸したげよっか?」
スバル「…………(受け取る)」
モニカ「1人で結えられます?」
スバル「出来る!!!」
モニカ「あっ、はい…」
シモン「…(スープズズー)」
スバル「…………」
シモン「ん"ふッ(吹き戻す)」
モニカ「わぁ、スバルさん可愛いですね!」
スバル「おいィ……」
レナータ「良かったね!可愛いよ!」
シモン「で、でかいポンポンのシュシュ…うくく……」
ニール「スズトと見分け付いて良いんじゃないか?」
スバル「……ちょとシャレならんしょこれは…?」
シモン「んっふふ…いいからメシ食っとけ、冷めるぞ(笑)」
スバル「…………(着席)」
フィデル「ふィー、おはよう」
モニカ「あっ、おはようございますフィデルさん!」
シモン「時間掛かったな」
フィデル「まァな。(着席)いただきまっす!」
モニカ「召し上がれー!」
スズト「んー、おはよー」
モニカ「あっ、おはようございm…スズトさんですね!」
シモン「あ、スズトか。おはよう!」
レナータ「あたしが使ってるの、ゴム借したげよっか?」
ニール「早いとこ髪縛っておけ」
スズト「えっ、皆して何その反応」
モニカ「髪長い人達は下ろすだけで雰囲気違いますねー!」
フィデル「俺ァあんま長くないけどな (もぐもぐ)」
モニカ「インパクトは一番ありましたよ!」
フィデル「…あンま嬉しくは無ェなぁ」
スズト「スバルそれ(髪ゴム)何? 可愛いな」
スバル「マジでかなぐり捨てンぞ?」
レナータ「わたしのヘアゴム!貸したげたの!」
スズト「そ……そうなんだ……」
スバル「…………」モグモグ…
レナータ「もっと可愛いの後で貸したげるね!!」
スバル「おいやめろ馬鹿」
マノレテ「ファ〜…おはようございまふ……」
モニカ「あっ、おはようございます、マッ!!?」
スズト「!?」
シモン「え、マルテ?」
マノレテ「マノレテです」
シモン「なんだよそのドストレートのサラサラロン毛は!?」
マノレテ「休養取ってたらこうなっちゃって」
フィデル「(どういうメカニズムだよ!?)」
スバル「(全世界の女性が嫉妬するレベルのキューティクル)」
ニール「(女ミスティックの髪をふわふわにすると男ミスティックになるのか?)」
◆後々の要 2012/08/26
スズト「なん、とか…よう、すい、とけ……????」
モニカ「かいぼうようすいようえき、です!」
フィデル「なンか物騒な名前だな…どんな効果なんだ?」
モニカ「魔物が解剖しやすくなって、素材が沢山手に入ります!」
ニール「ほう、それは便利だな。新しい武具が入荷できるかもしれない」
スズト「普通に飲み水の方が欲しいなー。飲んでいい?」
モニカ「スズトくん解剖されたいの???」
スズト「すいません飲みません」
◆トリックスター 2012/08/29
ローゲル「及ばない、か…」
スズト「……ワールウィンドさん、どいて」
ローゲル「トドメを刺さないのか? ふ…随分優しい冒険者さんだ…」
ローゲル「だが…」スッ
ニール「っ!?」
マノレテ「この熱気は…!!」
モニカ「ローゲルさん!ダメです!そんな事しちゃあダメです!!」
スズト「ワールウィンドッ!!」
フィデル「ッ…!!」
ローゲル「俺は冒険者じゃない、だから命を賭けて、キミ達を、」
スズト「ッいい加減に!!」
フィデル「……」ダッ
スズト「フィデル!?」
ゴスッ
ローゲル「ぐぉっ…!?」
ガランガラン
ニール「砲剣が落ちたッ!」
マノレテ「止められそうですか!?」
ニール「今やっている!! く、熱ッ…!」
フィデル「アンタが命賭けたって、待ってる結末はアンタの望んでるものじゃねぇンだよ」
ローゲル「……」
フィデル「俺達は皇子を止める。アンタにも来てもらう。来なきゃ殺す」
スズト「フィデル……」
モニカ「あっ、なんとか止まった!」
ニール「っふぅ…指が…焼けそうだ…」
マノレテ「お疲れ様です」
ローゲル「……ふっ…、やっぱり甘いな、キミ達は…」
スズト「…ワールウィンドさん……来てもらえるか?」
ローゲル「あぁいいよ、行こう。生かさせてもらうよ、この命」
フィデル「……」
>第5迷宮を攻略中だけはローゲルさん入れっぱにするつもりです。
◆旋風 2012/08/29
スズト「なぁワールウィンドさん、」
ローゲル「…スズト君、薄々気になってはいたけれど、なんで俺をずっとワールウィンドと呼ぶんだ?」
スズト「っ、」
ローゲル「名乗った筈だ、俺はローゲル、帝国騎士だと」
スズト「…………俺…まだ呼べない、呼びたくないよ……」
ローゲル「……そうか」
スズト「…………」
ローゲル「…………」
スズト「……ワールウィンドさんがシウアンちゃんをさらって、嘘をついて石板持って行って、帝国に行った時、めちゃくちゃショックだった」
ローゲル「………そうか…」
スズト「俺多分まだ、許せてないっ…ワールウィンドさんの事…認めたくない、ワールウィンドが、ローゲルだって……」
ローゲル「…………そうか。いつか許せたら、呼んでくれ」
スズト「…………わかんない…けど、わかった……」
>多分泣いてるよねスズト。
◆財布の紐は石の如く 2012/08/30
サビーナ「新しい砲剣ッ!!」
フィデル「買わねェぞ、値段も相当だからな(←ニールもシモンもいないので現在のお財布担当)」
スズト「あッ!新しい弓だっ」
フィデル「だから買わねえって」
スバル「最強の武具装備してると全身からかもし出すエネルギー量がオーラとして見えそうになる(肩ポン)」
フィデル「意味不明に武器買わせようとするンじゃねェ!(手払う)」
モニカ「フィデルさん新しい鎧ですって!」
フィデル「だーッ!! 買わねェッつってンだろ!! 今の装備で事足りてるだろうがよッ!!」
スズト「えー」
スバル「自由自在の破壊力ばつ牛ンの連携を決めれるんだぞ」
モニカ「鎧欲しいですうぅ…」
フィデル「買わないってば。あ、これ(糸)3つ。それと笛(会計中)」
スズト「慎重派だなぁ」
サビーナ「随分と男らしくないな!豪快にいけ豪快に!」
フィデル「お前は自分の武器欲しいだけだろ!皆の金だぞ!わかってんのか!」
サビーナ「私は失望したぞ!」
フィデル「勝手にしてろ!!! これ以上言うと護ってやんねェぞ!!」
サビーナ「うっ…」
スズト「(サ、サビーナが止まった)」
スバル「(メイン盾が無いパーティに未来はにい)」
モニカ「欲しかったなぁ…」
◆死期 2012/08/30
〜夜、ギルド内にて〜
フィデル「ん、シキだ」
スズト「あ!本当だ、あんな所に立って危ねーなっ」
ガララッ
シキ「いひぃ!!?」
フィデル「そんなにビビるなって…」
シキ「なんだ、スズト君にフィデルさんだったか、ビックリした」
スズト「眠れないのか?」
シキ「そっちこそ、二人で。ラブラブですか?イチャイチャなんですか?」
スズト「え?」
フィデル「ばッおま、男同士でそりゃないだろう!」
シキ「ですよね(笑) ここから世界樹を見たかったんですけど、もう無いんですよね」
フィデル「……あぁ、そうだな、枯れちまった。ちょっと前に」
シキ「俺が道に迷ってなかったら、見れたんでしょうけど。無い物は仕方ないね」
スズト「……そういえば、シキがギルドに入りたい理由ってなんだったんだ?」
シキ「えっ」
フィデル「……確かに気になるな」
シキ「………きっと怒られます。でも言いたい。」
フィデル「……」
スズト「……言えば良いじゃん? 仲間だもん。」
シキ「はい。だから言っちゃいます。俺、二人の事、好きですから」
スズト「照れるな、へへへ」
フィデル「……聞かせてもらう」
シキ「俺、死にに来たんです」
スズト「………え?」
フィデル「……言いそうな面ではあるわな…」
スズト「…何で? 何でそんな事思っちゃったんだ?」
シキ「俺、ギルドに入る直前まで、何もしてませんでした。母と妹に迷惑かけてばかりで、穀潰しでしかなくて」
スズト「だから死にに来たのか? それだけで」
シキ「そうじゃないんです。昔から本当に、何もしてなくて、同じ景色しか見ていなくて、俺には何も無いんです、思い出も、捨てる物も。母と妹以外は。」
フィデル「……」
スズト「……間違ってると俺は思う」
シキ「でしょうね。今まで生きてる実感が無かったんです。だから死ぬまで生きたいんです、冒険で」
フィデル「……生きる気は無いのか?」
シキ「あります、死ぬまで生きるつもりです。決して自分から死にに行くようなバカはしません。そんな事の為に貰ったワケじゃないですから、命」
スズト「……そっか」
フィデル「……ま、そう思ってるならいいや、迷惑かけてるから死にたいとか言うんだったら殴ろうと思ったけど」
シキ「うわぁ、暴力反対です」
フィデル「ニヤニヤ笑いながら猛毒投げてる人間に言われたくねェな」
シキ「ミスしてフィデルさんの後頭部に投げても許してくださいね」
フィデル「おいやめろ」
シキ「えへへへ」
スズト「うわぁ笑ってるのになんか怖い」