恋人は8月の終わりに大きな試験を控えていて、わたしも家族のことでいろいろあって、しばらくゆっくり会う時間がとれません。
付き合ってからはなんだかんだ1週間に1回は一緒に眠っていて、それがなくなるだけでこんなにさびしくなるとは思わなかった。

木曜日には仕事帰りに一緒にご飯を食べました。
わたしは、前の記事に書いたような嫉妬や、仕事で失敗したこともあって、どす黒い気持ちを抱えていた。
だけど向かい合ってご飯を食べて、喫茶店に行ってお茶を飲んで、くだらない話をたくさんと大事な話を少ししたら、いつの間にかそういう気持ちもほぐれていった。
わたしがわがままを言ったとおり、恋人はたばこの銘柄を戻してくれていて、わたしはうれしくてキスがしたくて仕方なかったけど我慢した。
家に帰ったら、「結構気持ちが滅入ってたんだけど、あなたに会えて元気になったよ」とメールが入っていて、ああ一緒なんだな、って、すごくうれしくなりました。

付き合いたてのころは、恋人と一緒にいるとすごく緊張して、どんな風に振る舞うべきかをずっと考えていた。いまは、誰といるより恋人と一緒にいるのが一番安心する。友だちと遊ぶのももちろん楽しいけど、いつも張っている気持ちがゆるんでいく感じがする。
恋人は、「あなたの考えてることがちょっとずつ分かってきたよ」と言った。わたしも恋人の考えてることが、少しずつ分かってきたような気がする。
でも、恋人のことを全部分かる日なんて来ないし、恋人がわたしのことを全部分かる日も来ない。そのことだけは、忘れたくないな。
だからこそもっと恋人のことが知りたいと思う。恋人のそばにずっといれたらと思う。今すぐそういうわけにはいかないから、ゆっくりいこう。いつかちゃんと一緒に住める日が来るように、ゆっくりいこう。


さみしい