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朝が来た!

南枕が効を奏し、無事朝を迎えられる。
正確には、南向きで、積み上げた布団の上に横臥する体位が心臓の負担を減らす。上半身を高くして、血液を足に導く。
平らに寝ると心臓に血液が集まる。心臓疾患の人には専用の枕がある。外国人が枕を異様に高くして寝るのは、心臓の負担を減らすためらしい。
掃除して洗濯だ。無理はしない。
家は清潔に。喘息対策。

ジタバタしないで寝る

気管支が詰まり、耳が詰まり、血管が詰まる
それでもなんとかなる
楽観論楽観論

マジで寝るのが怖い

明日の朝が来ないかもしれない
激ヤセなり
痛みは食欲を奪う
呼吸困難はステロイドで回復。喉が焼けるが、じっと我慢
心拍数は大変な数
心臓に負担が掛からない体位を確保して、ぐっすり寝ようか
首にはバスタオルを巻く。気管支炎対策。
いま気がついた。ドモタロウはずっと北枕で寝ていた。
あまりに鈍感。方向音痴もここまで北(来た)か。
今夜は南枕で寝よう。怖い。

心臓暴走鎮静剤

ドモタロウの体が薬に馴染んできた
出来損ないの心臓だが、なんとか面倒を見ている。今夜だけ生きられたらいいやん。
ドモタロウは生活デフォルト(放棄)しない。
心拍数は140くらいか。耳鳴りとシンクロ連動しているので、自分の耳で、自分の心臓をモニターできる。体位を変え、クッションを背中に敷き、心臓に血液が集中するのを防ぐ。
客観的に見ると、ドモタロウはかなり悲惨な状況にあるが、本人は悲惨だと認識していないようだ。
胸が苦しい(薬飲んだ) 息が苦しい(ステロイド吸った) 右足は機能停止で激痛(湿布貼った) 心拍連動型耳鳴り(我慢) 難聴(補聴器) ボケ(おふさ観音)

それでも生きてる。やはり命があるうちはしっかり生きるしかない
デフォルト(放棄)はしない。ドモタロウは米国債ではない。
今夜だけでも生きる
明日は三島由紀夫の「金閣寺」を読む。遠藤周作の「彼の生き方」を読む。
心臓が動けば人は生きているし、口を閉じていれば吃音ではない。
大丈夫
今夜は大丈夫
おふさ観音が護ってくれる
明日の朝、目が覚めたら儲けもの。
〜〜〜
もし朝が来たら、印刷工の少年はテンポイント活字で「闘志」の二字を拾うつもりだった
〜〜〜
どはははは
寺山修司の詩「さらばテンポイント」を読んだら目頭が熱くなった。
まだまだ泣けるうちは大丈夫。

やはり最後は…

おふさ観音の数珠だより

ドモタロウはおふさ観音がボケ封じの観音様だという事実を知らなかった。とある高齢の女性から、霊剣あらたかな観音様の御数珠です、と渡された。爾来、ドモタロウは心臓や呼吸が苦しくなるとおふさ観音の数珠を握りしめていた。

やはりドモタロウは頭が悪い。頭が悪い人間はボケようがない。
この冬はおふさ観音にお願いする機会が多くなりそうだ。

桐山先輩懐かしいです。ドモタロウは本当にボケていました。あれくらい走れたら日常生活は無敵です。