マシマロゲーム
白:はーふひえおふひふはへふんはへろ
(早くしてよ、口疲れるんだけど)
骸:マシュマロである意味が分かりません
白:んーv
骸:十数cmという距離があってこそのポッキーゲームですよ。全くわかってませんね
白:ひふひはいはえははー
(きすしたいだけだから)
骸:普通にすればいいでしょう←え
正:
仕事しろ
体育祭中で思いついたネタ
描いてたらここまで発展←
ポッキーゲームについて語る骸………
もうなにがなんだか………
「夏は暑いから嫌いだ」
君は頬に伝う汗を拭いながら、不機嫌そうに眉間を寄せた。ダルそうに俺の隣を歩く君が好き。
「冬は嫌いだ、寒い」
君は震える指先を擦り合わせながら、白く湿った息を吐いた。マフラーに顔を埋めながら隣に座る君が好き。
「なあ、どの季節なら好きなんだ?」
俺は聞いた。
「特に無い」
君は言った。
「俺は夏が好き」
俺が言った。
「訊いてない」
君も言った。
「俺は訊いてる」
俺は言った。
君は俺を見た。
君は溜息をついた。
「………真冬の真夏日」
嗚呼、そんな捻くれた君が大好き。
あっちー……
どうにかならないのかこの暑さ……
これだから都心はイヤなんだよな……
信号待ちのスクランブルもごった返してるしさ、暑苦しいったらないよまったく
あいつの携帯も留守電ばっかだし……
うわぁ電池切れそう
ぉ?
あ、達也〜やっと出たな〜
俺だよ俺、え?うん弘介〜
は?ふざけるな?俺だってば。
オレオレ詐欺でもないしさ
え〜残念ながら冗談でもないよ
俺弘介〜
ていうか何してたワケずっと留守電で
え?葬式?へぇ誰の?
って簡単に聞くもんでもないよな。
ごめんな、聞き流して
あ、そうそう
俺さ、専門学校の入学がきまってさぁ
それで今日……は?……知ってる?
誰だよ漏らしたの……美奈か?
まあいいや、
うわ〜驚かそうとしたのに……
え?今どこにいるかって?
なんでそんなに焦ってんだよ〜
……あ、そう言えば何処だろ
あらら、なんか電話に集中してたらこんなとこまで来てたみたいだな〜
やっべ戻らなきゃ
あ、なんか花が……
やっべ踏んじまった……
あ、電池切れる〜
んじゃまた電話するわ
「プツ……」