続き

お墓参り終わって
神戸のハ→バ→ランドへ

まずまず…
アンパンマンに反応するたぁくん

ちょっとヤな予感

りかだって、アンパンマン可愛いと
素直に思うし
ドキンちゃん好きやし。

でもね〜
このときのたぁくんには
りかなんかうつってなかったんだな

頭の中は子供ちゃんのみ

子供ちゃんの笑顔しか
考えてなかったね…

仕方ない、仕方ない
仕方ないから苦しいんやもん

たぁくんも、子供ちゃんも
りかだって…悪くない…

どうしていいか分からなかったけど
とにかくこの気持ちを
気づかれちゃいけない、ってことしか
考えられなかった

当たり障りなく歩いてまわる。

『すごいなぁこれは喜ぶなぁ
こんなとこきたら
俺あれもこれも買ってまうわぁ』

……同意するよ
可愛いと思う気持ちはホントやし。

でも
同意できる以上の話は
なにも言えないよね…
微笑むしかできないよ

買ってってあげたい気持ちも
めっちゃあるの伝わってくるけど

そういうのは
奥さんとの間で
しないことになってるのか。

それとも、
りかに気ぃ遣ってんのか。

ふと『子供できたら連れてこようね』
って、たぁくん…。

気ぃ遣われました〜(ゎら)

何も出してないつもりやったけど
バレちゃったかな

『絶対りか産むの女の子やで』
そんな会話

『りか、どうしても女の子欲しい〜』
って会話に乗っかったけど
弾まないのは、たぁくんの発言が
気ぃ遣っただけで
思い付きだからだよね

ぐるっとまわって
アンパンマンゾ→ンを
抜けることになって
ほっとする自分。

ふと、りかを見て、慌てたたぁくん

ずっと思ってることは
決してＯＫなことじゃない、ってことは
分かって欲しいの

たぁくんはバツイチの立場やから
こっち側の人間の気持ちは
分からないかもしれないけど

フツ→に考えれば
子供ちゃんのこと、
気持ちいことじゃないことくらい
分かると思うんだ…

だからって
たぁくんだって
譲れないものやろうけど

こっちが黙ってる分
そこは分かって欲しいと思ってる…

でも、やっぱり嫌われたくないし
仕方ないのも分かるから
りかも、
あからさまに態度には出さないし

だから、慌てたたぁくんを見たとき
こっちがハッとした

気ぃ緩んで
なんか出しちゃったかな、って

そしたら、たぁくん
『頑張らなアカンなぁ』って。

「何を？」笑って答える。

精一杯の
気づいてたけど気づかないフリ。
…ひきつってたかな。

「子供連れてこなアカンやん」って。

あからさまな気の遣い方に
こっちが気ぃ遣うじゃない

泣きたくなった

なんともならない現実と

そのまんまを受け入れられなくて
そんな風に
気を遣わせなきゃいけない自分に。

とにかく我慢したけど。

たぁくんは優しい

この気遣いが、あったかなかったかで
りかの感情は全然違うハズやから

こんなこと
これからまだまだ山ほどあるからなぁ

今よりもっと
苦しいことは増える
減ることはナイから

アンパンマンゾ→ンを抜けて
プラプラ歩いてしばらく経って、
たぁくんが、りかのこと見てるのが
感じられるようになって
やっと気持ち持ち直した

お店、プラプラ見て歩いて

ゴハン食べることにして

そこでゴハン待ってる間に
おうちの話してたのかな？

「こんなんで、俺
お母さんに反対されないかな？」
って、たぁくん。

『りかが選んだ人なら
よっぽど問題なければされないよ

自信持って大丈夫、
って言える状態やないと困るけど』
って話をした。

それ以上詳しく話してないけど
もっともっと『大丈夫』って
安心できる言葉、聞きたかったな

バツイチなこと、子供がいること
吹き飛ばしたいから…。

関係ないよ、大丈夫、って
りかが胸張れるようになりたくて

今は…言えないもん。

ゴハン食べたあとは
どうするか、話てて

相変わらずの任せっきり…
イヤになられないかな

大阪に向かうことにした

５５１の豚まん買いに行って〜

ＨＥＰ行って〜

泊まるホテル探しへ。

駐車場でスキップ…
忘れられん

一緒に笑ってる時間は
幸せすぎるんだよね

たぁくんには
隣で笑っててほしいの

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