原作が昔『変』や『GANTZ』を読んで結構好きだった奥 浩哉先生の作品だったので『いぬやしき』というアニメを全話録画したものの、題名から何となく観る気が起きないでいたクマシエルでしたが、録画がかなり貯まってきたので整理する為にとうとう観てみたのですよ
「お、最終回が『アルマゲドン』みたい」というのがちょっと思った事でしたが、物語は無駄があまり無くて、萌えよりも現実寄りなのも迫力があって、しかもわき道にそれないのでストーリーをそう見失う事はないようで分かり易いですし、主人公の犬屋敷さんという老けたおじさんが辿る超絶SFヒーロー的な運命と、それが英雄譚とはなり得ないパッとしない彼の日常だったあれこれが、とても強く絡み合ってヒーロー物とは思えない感慨深い物語を作り出しているように思いました 一軒家購入を機に犬屋敷さんが拾って飼い始めた犬の花子ちゃんのひたむきな愛情に胸がキュンとするのは間違いなしですよ それはもう花子ちゃんがひょっとしたらこの物語のヒロインといっていいかもしれないぐらいなのですね
悪役であるイケメン高校生の獅子神君の描かれ方も、ただの紋切り型の悪役ではない共感するところも無くはない深みがあって良かったと思います!

この作品はアニメ化に続き、とんねるずの木梨憲武さんと、初の悪役に挑戦する佐藤健君での実写映画も制作しているそうなので、そちらも素晴らしい映画になればいいなと思います
クマシエルは奥先生の作品なのに珍しく原作未読でしたので、これからブックオフに探しにいって一気読みしようかなと考えているところですよ 発行部数200万部を突破したそうですから、原作はもっと凄そうで楽しみです