OneRepublicLove Runs Out

誰だって同じものを欲しがってる
みんな何かを探してる
神様だったり 運命だったり
愛だったり 憎しみだったり
金だったり 錆だったり
ダイヤだったり ゴミだったり

夜なら灯りやマッチになり
昼なら輝く太陽になり
お前のことを照らしてやるよ
不安で逃げ出したくなるような
そんな辛い時だって
希望の光になってやる









※パンドーラーは「全ての贈り物」を意味します。

しかし、「全ての贈り物」であると同時に、神話的な厄災と寓意性もちょこっと含みますよっていうその辺のニュアンスも感じ取ってくれると嬉しいかも。
まさに銀さんにとって神楽はパンドーラのような存在だと思います。
全てであり、始まりであり、「予兆」であり、「期待(偽りの希望説)」であり、「希望(災厄)」である。


wikiによると、パンドーラーはギリシャ神話に登場する人類最初の女性で、プロメテウスが天界から火を盗んで人類に与えた事に怒ったゼウスが、人類に災いをもたらすために「女性」というものを作るよう神々に命令したものです。
彼女はアテナやアフロディーテやヘルメスなどから色々な能力や魅力を与えられて、最後にパンドラの箱を持たされ、エピメテウスの元へ送り込まれます。
美しいパンドーラーを見たエピメテウスは、兄(プロメテウス)の忠告も聞かず彼女と結婚し、そして、ある日パンドーラーは好奇心に負けて箱を開いてしまう。すると、そこから一つだけ残ってあとは様々な災いが飛び出してしまった。
こうして世界(男たち)には災厄が満ち人々は苦しむことになった。

その一つだけ残ったもの(エルピス)の解釈や諸説が、色々意味深なのがまたおもしろいんですよね。
古典ギリシャ語の「エルピス」は、良いことを予期(希望)する意味にも、悪いことを予期(絶望)する意味にも使用されるそうです。


パンドラの物語では、神々の祝福が、人類最初の女性であるパンドーラーに贈られることも、私は面白く感じました(^^)


upload.wikimedia.org
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ジュール・ジョゼフ・ルフェーブルのイコン画「パンドーラー」と「パンドラの派遣」の絵がすごく神秘的で好きです。
特に前者、水辺に腰掛けるパンドーラーがニンフのように描かれて美しい。ゼウスから贈られた実は人間達を苦しめるための災いが封じ込められた箱を、パンドーラーが開こうとしています。




07/30 19:57
[銀魂]




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