『ノ/ル/ウ/ェ/イ/の/森』上下を読みました。
は!!今更!?ダッセ!!まじダッセ!!!!
(o゚д゚)、<ペッ
とか思っても心の内に秘めておいて下さいm(_ _ )m
私は大概世間の流行に疎くて、鈍いんです。それに、どれだけ素晴らしいものだとしても、自分が少しでも興味を持たない限りそのものに手を出すことがほとんどないんです。
なんか書き方キモッ(o゚д゚)、<ペッ
って思う方いると思います。ですよね!!私もそう思います(爆)
あからさまに小説に影響されています。どうしよう、私きっと今誰かと会話したらワタナベ君(主人公)の話し方になってキモがられる(*´∀`*)
村/上/春/樹さんの作品自体読むの初めてでした。
それなのに文学部でごめんなさいorz
趣味は読書とかほざいてごめんなさいorzorz
すごく有名な方だったし、今更感があったので、わざわざ自分で読む為に本を借りたり買ったりしたくなかった。つまり面倒臭かったんですね。
多少気にはなってましたが。
んで、たまたま母が文庫を古本で買ったのを私にくれたので、読む時間ができた今読んだ。って感じです。
ちなみに今バスの中。
今日祖父の法事があって、昨日の早朝に夜行で帰ってきて実家で一泊して今日の夕方に実家を出てまた下宿先に戻ってます。
バスの中って、長いし暇だし、かと言ってずっと携帯で遊んでても充電切れるし、やれること少ないんですよね。
だから、このバスの時間を利用してズババババ〜ンと読みました。
感想は…う〜ん、私の拙い日本語じゃとても文章には出来ないですな(´ω`)
ただ、ともかく文章がきれいだなと思いました。どういう風に考えれば、これだけ流暢に淀みなく言葉が連なるんだろうな、と。
その描写は頭中でイメージすることが出来るし、そうすることで登場人物たちと同じ世界に入り込むことが出来た!!って気持ちになれるんです。
私は普段小説を読んでても、あまり風景をイメージせずに活字の情報としてしか処理しないんですが、今回は割りと脳内に風景が浮かんできました。
あ!!
そうなんです、風景を自分で想像するって言うより、自然と浮かび上がってくるっていう表現の方が正しいですね(b¨*)
そのような文章を書くことができるって…本当にスゴいことだなぁと思いました。
この物語は、正直、重いし暗いし複雑だし!!っていう負の3拍子なストーリー(と端的に言うと私はそう感じた)なんですが、その中には複雑で難解な、でもきっと本当は単純で簡単なことなんだろうけれど、ともかく言葉で表せないほどの優しさの溢れたストーリーだと思いました。
んで、色々思うことがあって、最終的に私が思ったのは「人って不思議だな」です(爆)
だって、人の人生ってやっぱその人一人だけのものじゃないんですよ!!家族だったり、友達だったり、今すれ違ったひとやよく行くコンビニの店員さんだって、多かれ少なかれ色んな人生の一部には関わってるんです。
そして何かの拍子にポックリ逝ってしまうことだって有りうるし。
まあ、だから何だって話かもしれませんが、とりあえず私はこの小説を読んで色々と沢山に感じることができました。
特に今は、読み終わった直後なので気持ちも高ぶっているし、その感じたものを言語化することができずにいるだけです。
でも、それでいいやって思います。
多分私は、この気持ちの高ぶりを残したくて久々にブログ書いてるだけですから(^ω^)
なにはともあれ、良い小説でした。
次は話題作の『告/白』でも手を出そうかしら。