写真は「本棚を潤してくれてありがとうタワー」
mixi日記の転載になります
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まぁ、はい
今回の事に関して思う事など
地味に暗い




今に始まった考えではない、家出自体は十数年前から考えていた。だが未成年での家出は協力者が居なければ、それも身内の協力者でなければ非常に厳しい事を知っている。だから、二十歳を過ぎた今なのだ。
約二年の鬱病を抜け、若干の癖があるものの働けるようになった今年、働いて貯めた決して多くはない給料を使い引越しの準備をした。本棚を潤していた本達は泣く泣く売りに出し、昔から取っておいた教科書や積み重ねた僕の思い出たちを捨て、本当に残したいものだけをまとめ家を出た

僕の育った環境は決して悪くないはずだ。
知識人でありながら驕らず、他者を見下さず、一個人としてディベートの相手をしてくれる父は唯一の理解者だった。そして兄は友人が多く寛大で、父に似て頭が良い。そんな彼らと家族関係にあった事を嬉しく思う。
中学からは良き師に出会ってばかりだし、小学校から友人にも恵まれていた。決して多くはないが、数が問題ではない。皆、僕の大切な師と友人だ。
そんなお世話になった方々と遠く離れる事は惜しい、実に惜しい。今生の別れではないが、気軽に会える距離ではなくなる。飲もうと約束していたのに、結局果たせないまま僕は生まれ育った地を去る

生まれ故郷はとても住みやすい町だ。出来れば離れたくはない、でも仕方無いのだ。僕は我が侭で無い物ねだりの子供だから。
常に他者より優位であろうとし、相手を貶す事で自己の安定を計り、迷惑の押し付けを親切と履き違えた保護者とはもう居られない。同じ空間に居たくない。今までいた理由は二十歳まで待っていた事もあるが、父から「あの人は寂しい人だから、傍に居てやってほしい」と言われていたから。父が亡くなった今、それを放棄しても僕はきっと怒られないだろう。ごめんなさい、お父さん

僕は保護者を散々利用するだけ利用して、捨てた。元々存在を恨まれている僕だが、更に恨まれる事だろう。
軽ヒス状態の保護者は何をするか分からない。警察を巻き込むかもしれない、もしかしたら友人を探し当て迷惑をかけるかもしれない。もし警察が行くような事があったら申し訳無い、ごめんなさい

僕の気掛かりは友人への被害、それだけ。僕自身は警察が来ても大丈夫、何とかなると思う。僕の衣食住は心配しなくて大丈夫、ただ連絡手段が少しの間ネットだけになるかもしれない。新しい携帯を買う時まで、メールも電話も出来ないと思います。でも心配しなくて大丈夫、僕は生きてます

嗚呼、あと居場所ですが。正月には落ち着いていると思いますので、その時の年賀状にて(出せたらの話ですが)お伝えしようかと思っています。それまで気長に待って頂ければ幸いです

何が言いたかったかあれですが、まぁいつものこと。
それではヾ(:3」∠)_