去年の12月29日渋谷にて、映画、エヴォリューションを見てきたのでした。
さくやお父さんです。FGOや、ついったーでは息していますがブログは虫の息も同然ですね。


そんな息をしまくっているツイッターのRTにて回ってきた宣伝により、「あ、コレは性癖にクリティカルなのでは!?」と漠然と思い、冬コミ合わせで観に行った作品。割と上映日がキッチキチで、ほんと滑り込み…。


そんなエヴォリューションの概要はこんな感じ>>>

「―――女性と少年だけが暮らす謎めいた島で繰り広げられる、美しくも恐ろしい「悪夢」を描いた異色ドラマ―――」(映画の解説文章より抜粋)


まずは女性と少年だけが暮らす、ってところがまず性癖ポイント1

しかも部隊が“島”という閉鎖された地域である所が性癖ポイント2

次いでその“島”は謎めいており、その上「悪夢」=薄暗い、鬱々としてそう、ミステリの香りがする…っていうところが性癖ポイント3


これだけでもう行くしかないじゃないですか。
観るしかないじゃないですか!!!!!ワ―――――!!!!!!!

 


というわけで、観てきた感想を半年ぐらい遅れで投下します。円盤。。。円盤は出ているかな。。。どうだろうか……。


映画はゆらゆらと波打つ、海の中のシーンから始まる。映画を見た後思い起こせば、だから“海”なんだ……、と感慨深くもある海のシーン。水中から上空を見上げるシーンは、きらきらとした太陽の光が差し込んできているのに、波打ち、揺らめくせいで何処か不安な感じを印象付けさせられた。

そんな海の中を、泳ぐ(というよりほぼ浮いている)少年ニコラが見つけたのは、真っ赤なヒトデ。そして、死体のようなモノだった……。ソレを母親に相談してみるものの、そんなものはなかった(ちゃんとオカンも海に潜ってくれたぞ)と言われてしまう。。。


と、ほんの数行ですがこのままいくと普通にネタばれるし、収集もつかないし、語彙力もたない!!!!
アカンな!!!!

 

漠然と、そう、漠然とだけいうならママはママじゃないし、護ってくれる者でもないし、そもそも人間ではないし、怪しいを通り越して最早怖いの領域だし、帝王切開、というよりも出産の映像見まくりだし(産声が上がると息を飲んだり、恍惚?となっている?)、少年たちにやってることがヤバいし、なによりご飯が超絶まずそう。
強いて言うならナースのステラはとても良いです。。。どんどんニコラにほだされていくのがもう、たまらん。。。

一方、少年たちは生き生きとしてるし、弱者をいじめたり弱い物を甚振ったりする、幼いからこその残酷性が垣間見れます。あと普通に海に入った入りするシーン多いので、肌の露出が多めです、けしからん!もっとやれ!!
しかしそんな少年たちも病院という、島よりさらに密閉、監禁、強要、された場所に入れられ、治療(ではない別のナニカ)をされ、どんどん脆弱に成って行ってしまう。。。
外で、海辺で生き生きとしていた彼らが脆弱になり果てる……そのギャップが貯まらん。。。あんなに勝気だったのに〜!!


映像のシーンはそんな狂気を孕んだ内容をさらに倍増させるように暗く、簡素が過ぎる病院の中や、ホルマリン漬けになった胎児と思しきものたち(大量)だとか、手術するよ!シーンだったり。ウンウン。病室でぐったりしたり、弱気になったりしている少年たちの儚ささも、ミソ、、、


最後も最後で結局は浮ばれない気がするんだ。。。うん、、、ステラァ……。(むっちゃ推しだったから。。。)

 

……観終わった後はもう、あれですわ。

パンフレットを即購入


映画を一回見ただけでは、「本当に自分のこの考えはあっているのだろうか?」と多々疑問がある点があり、それを払拭するためにも回答が書いてありそうなパンフを買ったのだ…。

勿論、パンフには明確な答えが書いてあった。

パンフレットを読む前に、自分なりの答えを出していた為、自分の答えが正しかった時にはものすごく嬉しかったし、それ以上のこともパンフレットに書いてあって、、、、もう、、、最高じゃないですか−−−−!!!


なんかこう、ネタバレがいっぱい!な感想もぶちかましたいなーと思いつつ、うん。。うん、。。。我慢。

 

 

ちなみに、エヴォリューションと同じ監督が作成した「エコール」もお父さんの性癖にクリティカルヒット…。エヴォリューションはショタもの。エコールはロリもの(しかもめっちゃLolith推し)。そう覚えてくれれば、良いです。はい。

 

むりぽ!!!!!!