ちょっと今日は心霊?っぽい日記です。
苦手な方はごめんなさい。
私はいつも入浴が夜中の12時を過ぎる事が多いのですが、昨日もそれくらいの時間に入っていました。
風呂場の入り口から真正面の壁を挟んで隣は台所で、
その奥に今は使っていない勝手口があるんですが、その勝手口を、誰かが続けて3回叩いたんです。
凄く急いだ感じの、開けて欲しそうな叩き方でした。
…え?と思っていると、もう一度3回叩く音が聞こえてきました。
風呂場も台所も家の裏庭に面している場所で、隣の家に囲まれているので他人が入って来る事はまずありません。
気持ち悪いなぁ…なんて思っていたら、
片足を引き摺り、
ズリ…ズリ…と音をたてながら風呂場の方へ近づいてくる音が聞こえました。
ま…まさか…変質者!?
こんなどっちが背中か胸か分からない女の裸なんか見ても楽しくないぞ!と必死で心の中で叫びながら気持ち悪さと恐怖で息を押し殺し、少し高い所にある窓に人影が映らないか見ていました。
結局、窓には人影が映ることもなく、
その足音はそのまま風呂場を通り過ぎ、
音が聞こえなくなりました。
コレがホラー映画なら、ホッとしたところに窓に人の顔が!!とかなるはず…
と変な期待をしながら窓を見ましたが何もありません。
少々拍子抜けしましたがそれでも気が抜けず、ずっと窓が気になってリラックスも出来ない状態で段々腹が立ってきました。
出てくるなら出て来いよ!と風呂を上がるまで窓を睨み付けていましたが、
結局何も現れず風呂を上がったのです。
やっぱり気のせいだったのかな…
と自分を無理やり納得させ、お茶を飲むため台所へ行くとポンプの稼動音が続いていることに気付きました。
水を出さない限りポンプは動かないはずなのになんで??
と疑問に思いながら家中の蛇口を調べて水が出ていない事を確かめました。
それでもポンプは動き続けています。
前からちょっと調子悪かったけど…
もしかして壊れた?
と思いポンプを見に行くことに。
でもポンプは勝手口のすぐ横にあるのです
あのズリズリ…と引き擦る音が頭の中に蘇ってきましたが、このまま放っておくと明日の朝、水が出なくなることの方が恐怖だなと結論付け、ポンプを見に行くことに。
途中変なものに出会うこともなく、異常な音を発するポンプに辿り着くことはできましたが、結局そのポンプをどうする事も出来ず、すぐに電源を落としてその夜は蛇口を捻らないように…と言うことに落ち着きました。
次の朝にはポンプは何事も無かったように回復していてあの異常な音が何だったのか未だに謎です。
今思うとあのノックはこのポンプの異常を教えてくれようとしていたのかな…?とも思えます。
この話、家族に話しても信じてもらえず、逆に馬鹿にされる始末…
あ、あと…
入浴中、窓に気をとられていた間、台所を歩き回る足音が聞こえていたんですよね。
ずっと父だと思ってたんですが、風呂から上がった時に父が爆睡していたのを今思い出しました。
あの足音は誰なんでしょう…?
オチも何もない話ですみません。
でも、この話は本当ですよ。