21:30 ハッピー運とラッキー運



こんばんは。もう師走もすぐそこに、2015年が終わりますね。このいちねん、何が出来たかな。何を、残せたかな。そんなことを考えながら、やっぱり来る今日に追い立てられて、また1日ずつ過去になって溜息をつく日々。じぶんがどんどん嫌になるね
















これほどまで、時間よ止まれと願ったこと、あったかな。


昨日行ってきました、RADWIMPS 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR 『RADWIMPSの胎盤』。きたる昨日のゲストアクトONE OK ROCK。このふたバンドが共演することを、どれだけ夢見て、願ってきたか。

わたしにとって、彼らは本当に特別で。いまのわたしの原点だし、これからも頂点であり続けると断言できる、大切な大切なバンド。



すべてのこの胎盤ツアーの始まりは、いちねんまえ洋次郎さんとTakaが鍼治療さきのベッドの上での会話から始まったんだとMCで洋次郎さんが話してて。「やっちゃう?」「本当にやっちゃう?」「いやそっちがやるならこっちだってやるよ」みたいな感じで(笑)それを聞いてとっても嬉しかったんだ。いちばんに決まっていたゲストがONE OK ROCKで、お互いがお互いをとても大切に思っていて。TakaもMCで、「こんなバンドと同世代で一緒に音楽やれることを誇りに思います」って言っていて、もうそれだけで生きてる意味が見つけられた気がしたの

ONE OK ROCKのライブは、ゲストアクトと思えないほどの圧巻。初めてLastDanceも歌ってくれて、最後は洋次郎さんが大好きだって言ってた完全感覚Dreamerで。だから余計涙が止まらなかったんだ。想いがびしびし、ぐわりと伝わった、そんなライブ

RADWIMPSは、音の葉はじまりに胸が震えて、そこからはもう新旧さまざまなセットリストで、揺さぶられるだけ感情を揺さぶられ、こころが痛いほど泣いた。なんであんなに優しくて、強くて、苦しくて、愛おしいの。これを書いてるいまでさえ、なみだが勝手に出てくるってもう末期。



アンコールでは、まず洋次郎さんが出てきて、「本当はやらない予定だったんだけど、Takaがさっき戻ったとき来て、『今日これやらなかったら絶対後悔する』って言ってくれたので、やります」って、Takaを呼んで、洋次郎さんギター持って、何歌うのかと思ったら

まさかのバイ・マイ・サイで。思わず嘘、って口に出してしまい、間髪入れずに号泣。Takaがいちばん好きだと言っていた、この曲。わたしにとっても大切で、かけがえのないこの曲。「今日ここにいるやつもう宝くじ当たんないと思うよ?ここで運使っちゃうから」って洋次郎さんも言ってたけど、本当、一生の運をここで使い果たしたと、そしてそれでいいと、本気で思ったあの瞬間。

歌い始めるまえにTakaが、「何年か前、お客さんとしてここ(横アリ)でメンバー全員でRADWIMPSのライブをみにきて、終わった後しばらく立てなかったの、凄すぎて。だからいまこうやってこの場で一緒に歌うって、俺いま手震えてる」って話をしてたのも相俟って、ここにいま自分がいて目の前でふたりが歌っている奇跡に、ただただ涙を流して?み締めることで「いま」を確かめてた。

そのあと、「もう一曲やっちゃう?みんな呼んじゃう?袖でうずうずしてるから笑」ってメンバー全員出てきて、2バンドで有心論。同じステージに一緒に立って歌ってるその光景を、もっと目に焼き付けておきたいのに、顔ぐっしゃぐしゃで泣いてるから目あかないし涙で霞むしで大変だったな

Tomoyaがひとりで有心論のドラム叩いてたんだけど、それがまた上手くて。さとしの分まで叩いてくれてるのが嬉しくて、ただあの場にいないのがやっぱりすごい悲しくて。本編のときも、やっぱりドラムのおとが違って、それがすごい苦しくて、思わず泣いてしまったんだ

ゆっくり、でも着実に、良くなっていきますように。またあの笑顔を、見せてくれますように。








昨日のライブは、間違いなく人生でいちばんのライブだと、きっとこの先そう超えるものは現れないのだと思います。いつまでもいつまでも、どうか憧れであって、救いであって。そうすれば、生きることから目を背けず、いられる気がするから。



改めて、RADWIMPS10周年おめでとうございます。いままでも、これからも、ずっとずっと、ありがとう。








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