昼間の鬱屈がたまったのだろう

日も暮れた真っ暗い夜、一家で食事をした帰り道、なんとも言えない表情を浮かべた父がいた

顔は酒で赤く、両手をスーツのポケットに突っ込んでいた

そうして、顔をそれでも上げながら歩く父の姿、忘れられない