22才の 別れ

22才の時、恋愛をしていた

彼は医学生で

私を、しんから、愛してくれた

知り合ったその日から

激しく愛し合った、私達

彼の家に2週間も、いた

駅で別れる時、彼は真剣な目で、私の腕を強くつかんだ

私は、まもなく、彼を訪れようと、思っていた
彼の家が、分からなかった

暑い陽射しの中、何度歩いても、彼の家は見つからなかった

生涯で、最も私が愛した 彼だった



今日も別の面接に来ている

いつになったら、笑えるかな 

まだまだかなあ、

案外、早いといいなあ

人間にとって、仕事は必要だわ



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