反対!


まったくなに馬鹿なことを考えているのでしょうか、単純に考えてこの改正案は議員や推進派の独断と偏見で出来ているように思えます。

表現する側にある私は(しかも保護されるべき年である18歳未満)、断固反対です。

私が芸術で美を語る上で必要としている少年少女を表現する権利を法律で理不尽に奪われてしまうなんて、納得がいかない。

今の現実に生きる子ども達に美なんて少しも感じないけど、美を追求する目的で生み出した少年少女たちのエロティックな表現は、ある意味ポルノかもしれない、視点を変えれば性的興奮を引き出すかもしれない。
だけどこれは間違いなく芸術であり、美であり、性欲処理を目的として存在するものではないです。

また、思春期をテーマとした創作物には、性的表現が必要不可欠なものとも思えます。
小学校高学年ぐらいから、男女問わず性には強い興味を持ちますし、初めての月経や、男の子は精通など、そんなセクシャルなことに戸惑いを覚え、心身共に不安定になる時期です。
それを描かずどう思春期を表現するのか、他にも方法はあるかもしれない、だけど私は其処に観点を置いて表現したい。

私が所持している画集や漫画には多くの子ども達が出てきます。
改正案が成立されれば、手放さなければいけないような内容のものも多々あります。

これは純粋な、子どもとしての意見ですが、どうして自分のお金で買った大切なものを手放さなければならないの?
そう思います。
別に性的な目的で購入したわけではないのに、なぜ?

私が昔通っていたスイミングスクールでは、毎年1人何枚か、水着姿で泳いでいる写真や、水中から撮った写真、そしてコーチたちとの集合写真を撮ることが、恒例行事となっています。

改正案が成立すれば、それも駄目になるかもしれない、撮った写真を破棄しなければいけなくなるかもしれない、これは、思い出を破棄しろということなのか?

おかしい。なにもかもおかしい。

こんな法を作れば、むしろ性犯罪が増えてしまうように思えます。