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221-230



光る街

サイズの合わない靴を引きずって、

空席あり

躊躇わない噛み痕

ストライプの恋模様

牙も爪も切り刻んでやる

鏡の向こう側

「じゃあ、トイレットペーパーでも巻いて待ってて」

踊る屍















211-220

確率論は海の底

後回しにした告白

泡だらけの恋心

たった二文字が
(言えなくて困るよ)

ピンク色したレンズの先に

かすめた唇

最初に吐き出した煙

「やめようと思ったけど、」

追い付かない秒針










201-210

お願い、
(目をとじるまで笑っていて)

「そんなナンセンスなジョークを言うのは君くらいのものだからね」

沈黙の中、雄弁な目線

ひりり、と痛む心

黒いラプンツェルのたゆまぬ歌声

不安を食らう蟻が云うには、

コカ・コーラに潜む憎悪

全てから背けた目が最後に捉えたものは、
(貴方が笑って沈んで行った)

君が僕を好きな理由











191-200

粘着力の落ちた恋患い

カラフル

ごめん、って何度でも

白と黒の逆転

紙袋の中身

君と僕の違いは8つ

一週間
(泣いて笑って怒って飛んだ)

「知ってたよ、」

依存症
(無力の勝利)

散りばめられた黄色と隠された紫色






181-190



神様、今だけは
(貴女を信じてみようと思う)

ぬかるみ

予告なしの豪速球

ずるずると、

ねぇジョナサン、あの人に伝えて

くるくるまわる
(まるでコーヒーカップのよう)

気付いてよ、って何度も何度も

弾ける
(ぱちん、ぱちりと)

イフ

トムとジェリー、仲良くケンカした
(わたしとあの子、仲良くケンカ死ね)





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