金色のコルダ3・冥加のSS
とりあえず注意
・地の文はゲーム内のものに似せようとしてある
・ネタバレはなし
・細かいことには目を瞑る




地方大会のため、練習していた頃

「今日は1日、寝ているんだな」

ニアの言葉に従いおとなしくベッドに横になる
連日の朝練のためか、風邪を引いてしまったのだ
アンサンブルメンバーにはメールを送ってある
ゆっくりと休むことにした

――夕方
窓の外から、蝉の声に混じって誰かの声が聞こえた
聞き覚えがある
この声は……

急いで窓を開けてみるとそこには冥加がいた
なぜこんなところに冥加がいるのだろう

「貴様こそ何をしている
練習はどうした」

風邪を引いたのだと言った

「自分の体調管理すらできないとは失望したぞ
地方大会すら勝ち上がれないなどという無様な結果になりかねんな」

怒る冥加に…
 謝る
 絶対に勝ち上がると言う
⇒しょんぼりする

「……ふん
落ち込むくらいなら、さっさと治せ」

そう言うと冥加は野菜ジュースを手渡した
毎日冥加に届けているものと同じものだ

「今は俺よりも貴様に必要なものだろう」

これは昨日自分が届けたジュースなのだろうか

「違う
貴様が寄越したものは全て処分済みだ
貴様から預かったものをそのまま返したりはしない」

では冥加自身が買ったのだろうか

「そんなことはどうでもいい
とにかく貴様はさっさと身体を治すことだ」

冥加なりの心配にお礼を言った

「礼はいらん
俺と決勝で戦うためにも貴様には勝ち上がってもらわねば困る、ただそれだけだ」

一瞥して、冥加はそのまま帰って行った

野菜ジュースを飲み、しっかり睡眠をとったら夜には回復していた
翌日からはまた、冥加に100%野菜ジュースを届け、冥加の周りで練習する日々が始まる……




―――――
主人公の『しょんぼりする』は全キャラにこうかはばつぐんの最強技だと思う
特に響也
さぁ次は肝試しだ…!