永久ノ恋


2017.1.19(Thu)02:38

メモ

内容は置いておいて、演者がとても良い!
長谷川博己さん大好きになりました。平田は大バカなのに大真面目なところがとても良い。彼は私たちに「なぜ悪い!!」とすごい剣幕で語りかけてきます。それももちろん大バカな日常のなかで大真面目に。私は一役者に多面性を求めるほうではありませんが魅力的と思わざるを得ません。こんなのもできるのか!と。特に両手を広げて大笑いしながら理想の映画に酔いしれ、楽しむあの表情は長谷川博己というものを完全に払拭してくれました。

引き換え、友近さんはどうなのかな。
代表的な芸人さんなだけに芸風的にも友近さんにしか見えません。そこで一気に現実に引き戻されました。ヒステリックなシーンも思わず笑ってしまいます。水道橋博士とのシーンなんてまさにコントの一説のような。そこをあえて狙ってきたのかもしれませんが、私は違う人に演じてほしかったかな。

映像は血の海を滑っていったり、花畑のようなシーンでミツコが人を斬ったり、安っぽくなるといえばなるけれど、芸術のなせる技であって好きな世界観でした。大袈裟な映像は作り物の醍醐味だし、やっぱり映画のなせる技。スクリーンで見てよかった!と心から思える作品でした。

 

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