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買い物につれていってあげてほしいと父親が親戚に頼む
私がそれを知るのは親戚が迎えに来たとき

準備をしてない
買い物に行くつもりなんてなかった

せっかく時間を作ってきてくれたのに無駄にする迷惑な奴だと嫌われる

うちの可愛い娘に対してそんなこと言わないでくれと父親が庇う
こんなわがままな娘でも愛し続ける素晴らしい親になる

父親と知り合いの電器屋から「お父さんがを買ってあげると言ってる」と話を持ちかけられる
不要なものだったから断った

「お金ならお父さんが払ってくれる」と食い下がってくる
断った
面と向かって嫌味を言われる

初めて意見確認をしてもらえた
しっかり断れた、私の意見を聞き入れてもらえた
それでも断ることは許されてない

確認をすれば断られるから
断らせないために確認しない

娘が欲しがってるものを何でも買ってあげる優しい父親になる
売り上げに貢献する上客になる

父親の来るペースが早くなってる
我慢の限界が近い

一度帰ってこいと言う
ちゃんと部屋は用意してある

いつまでも終わらない
何年だって同じことを言い続ける
楽になりたいなら帰るしか方法はない

私が醤油やマヨネーズを使うとき
かけすぎないように父親にチェックされる
1秒だって目をはなさない

制止の声が上がったら、命がけで手を止めなくてはいけない
それ以上は少しだって許されない
父親の声が上がるときには既にかけすぎてる
一度のミスだって許されない
手が滑ったなんて甘えた言い訳は通用しない
そんなことがないように父親は私を見る

どれだけ気をつけていても父親は私を見続ける
どれくらいなら許されるというものはない
自分で判断して手を止めるなんて許されない
私が手を止めるより早く父親の制止が来る

大量にかけると決まってる
だから一度だって自由にはさせてもらえない

父親がいない場所でだって油断は出来ない
見てないところで悪いことをしようなんて許されない
油断してたら父親が寄ってくるかもしれない
いつでも父親は私の側にいる

親が子供の健康を気遣うのは当たり前のこと
当たり前のことをしてるだけだから嫌がる必要はない

子供の健康を気遣って素晴らしい親だと周囲から評価を得る
父親は正しいことをしてる
不満に思うなんて許されない

醤油をかけないで食べれば
変な奴だと嘲笑される
父親から逃れようなんて許されない

「痛くない?」とクラスメートが聞いてくる
大丈夫だと返しても何度も聞いてくる

挟んでることに気づいてるから何度も聞いてくる
気づいててもやめてくれない
それはもう「痛い」と訴えてもやめてはくれない

痛いからやめてほしいなんて甘えは許されない

許されないことをすれば父親が寄ってくる
子供の間違った行動を正すのは親として当たり前のこと
当たり前のことをしてるだけだから嫌がる必要はない
父親が嫌だから離れたいなんて認められない
どこまでも追ってくる
父親からは逃げられない
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