日常


2013年3月18日(Mon) 23時47分

脳男

のっけからハード。
舌を切るとか目玉えぐるとか拷問でよくあるけどアレほんと鳥肌が立つわ……。

加害者に接することで被害者を癒すとか机上の空論じゃないの……?という疑念を抱きつつもヒロインの家庭環境もアレだしなぁ……とモヤモヤ。
つか予想してても爆音まじビビる。路線バス、倉庫、車、病院……爆弾祭www
というかこういうヒロインは何故人に救急車を呼ばせようとするのか……?そしてナンチャンwwwww

まあ遊びはこんなところで。


先に小説を買って冒頭だけ読んでたんだけど、眼が滑って断念してたものだから、正直甘く見ていましたが…………。


凄すぎる。
いまだに胸がドキドキしてます。


生田斗真、美しすぎる。
動いても人間らしさがない、というのはすごいことですよ……飲み食いする様まで機械的。人間らしい『ブレ』がないの……。戦闘シーンは文字通りの殺人ロボット。打撃や蹴り、受け身、すべてが正確すぎるほどの正確な動きと計算された緻密な動き。カメラワークの妙もあるでしょうが生田斗真の体捌きは素晴らしいを通り越して凄まじい。松山ケンイチの『カムイ伝』を観た時も松山ケンイチの演技のすばらしさに感激しましたがそれ以上でした。
またアクションだけでなく、内面の表現も繊細かつ圧倒的な力感。
感情のない人間――コンピュータのような限りない無欲な意思。それが人間に、、というより人間とロボットのハイブリット=神になる工程がじつに良く演じられています。
空虚、揺らぎ、精査、理解。変化や成長というより昇華ともいうべきそれを本当に鋭くかつ透きとおるように鮮やかに演じた生田斗真の演技力に脱帽です。


江口洋介や松雪泰子も好演してて非常に楽しめました。もっと早くに観ておけば良かった!!




DVDは確実に買いですね!!


 


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