2013年3月18日(Mon) 18時26分

『ダイ・ハード ラストデイ』

　大大大好きなブルース・ウィリスの最新作ですよー！公開してすぐ見るつもりがズルズルと今に。


　さて今回のジョン・マクレーンは前作４に引き続き『パパはヒーロー』。

　冒頭、息子のジャックが終身刑になりそうなピンチだと知ったマクレーンは、休暇を取って単身ロシアに。悲壮な覚悟をもって裁判所へ向かうマクレーンだが、しかしその裁判所が目の前で爆破されてしまう。
　わけもわからず立ち尽くすマクレーンの前をジャックが――――……。



以下、ネタバレなしの感想。


前半：無辜の一般市民巻き込み過ぎ！！車壊し過ぎ！！！道路壊し過ぎ！！
　息子・悪党・マクレーンのカーファイト()にあまりにたくさんの車が巻き込まれ明らかに死人出てますから！！女性の悲鳴に『悪ぃな』じゃ済まないよマクレーン！！　しかしまあ道路破壊はダイハードの御家芸。景気よくドッカーンといった時はやはりちょっと爽快でした。


中盤：親父の哀愁と、ヒーローな父を持った息子のジレンマ。息子のフォローをさりげなくこなすマクレーン格好よすぎ。親父まだまだ現役ですwwタフネスと機を見るに敏なのがマクレーンの持ち味、弾は当たらないけどガラスにゃ弱いwwなどシリーズを通してのエピソードを思い出して勝手ににやにやしたり。
　息子、もう親父の手は借りないとばかりに仕切りたがるが、敵の方が上手。だが周到なのは両親ゆずりか？機転とパパのフォローでピンチを打開します。……確かにこのパパを超えるにゃ背中が大きすぎるよなあ……。


後半：親子の絆。死を覚悟しての特攻。今まではいつもひとりだけど、今回はかけがえのないバディがいるわけで。そして敵の真の目的はシリーズ通して不変のブツ。
　やっぱり人間、究極的にはそこだよネ！！とニヤリとしつつドンパチドンパチ。ビルが燃える、フロア炎上、ヘリも突っ込む、落下落下落下！！これぞダイ・ハード！！ですよ！！！


総括：長寿シリーズの締めに相応しい良い作品だったと思います。
　若い頃ほどのタフネスはなくても、経験がそれを補っている。いや、ほんと格好良かった！！渋い！！素敵！！！
　いくつになっても『パパはヒーロー』歳のある種の理想を体現しつつ、かくて老兵は去り行く。


映画館のド迫力で観て良かった！とたっぷり満足できました。