大空のように

　



　＼ツナデレラ 第3話／





　リボンはツナデレラにむかって
　魔法をかけました｡
　そして数秒後…煙りの中から現われた
　ツナデレラは自分の姿を
　見てビックリしました

　『……え?…』

　あんなにダサかった洋服が
　綺麗なドレスに変わっていました
　そして…靴は…

　「靴はこれを履いていけ｡」

　渡された靴はとてもとても綺麗で
　美しいガラスの靴でした

　『…ありがとう』

　ツナデレラはさっそくガラスの靴をはき
　魔法で出来た馬車に乗り込んだ

　「ツナデレラ､よく聞けよ｡
　この魔法は12時を過ぎると
　魔法がなくなってしまうからな､
　それまでにはここに帰ってくるんだぞ」

　『分かった…行って来るよ!』

　こうしてツナデレラは
　お城に向ったのでした｡



　お城についてからパーティーが
　行われている会場に向った
　会場はものすごい人が踊ったり
　話したり､ご馳走を食べたりしていました

　ツナデレラにとって
　初めて見る物ばかりで
　ワクワクな反面ものすっごく
　ドキドキしていました｡
　ツナデレラが会場に入ってすぐに
　会場がざわつき始めました


　「キャー!あの人が噂の…」
　「「王子様!?」」
　「やっぱりカッコいいわねぇ〜」


　様々に聞こえる喚声
　ツナデレラは少し気になりましたが
　あまり気にせずこの綺麗な会場を
　眺めていました｡


　「しししっ♪…お前見ない顔だな
　よかったら俺と殺し合いしねぇk(…っておい!ベル!!台本丸暗記してって言ったでしょ!??←)じゃなくて…踊らねぇ?」

　突然話しかけられビックリしつつも
　ツナデレラは笑顔で承諾した｡


　−これが王子との出会いだったのだ









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