世界が
崩れる夢を見たんだ


ギリギリと音を立てて崩れてく


泣きそうな君はポツリポツリと呟いて



赤に染まって崩れていく



声にならない悲鳴


伸ばした手は届かない

金縛りのように動けなかった








神様なんてどこにもいなかった







起きれば君はこんなに近くにいるのに不安で

どこにもいかないでと抱き締めた




寝ても覚めても神様なんていない



いないんだ








君が好きです
傍にいてよ


君もこわい夢を見たんだろう
泣きそうな顔して震えてる



おいていかないで

君じゃなきゃ嫌なんだ




泣きそうなのは僕だった


†††
相変わらずイミワカラン