管理人風邪にかかり、そして何より私生活が忙しいため。
しばし更新停滞中とさせていただきます。
すみませんorz
この日になんで一日中一緒にいられねんだろ、ってマジ、自分が憎い。
だってそんな間にもお前が寂しがってるかもしんねーし…
だから終わったら直ぐに会いに行くからな!めちゃくちゃ早く、んで、めちゃくちゃ愛してやるからな!
待ってやがれ
―ていうメールが届いた。
以前から、2/2は進路についての合同説明会が都内であるって聞いてたからわかっていた。
行かないっていうあいつを無理にでも行かせた。
だって一日は24時間もあんだぜ?そん中でちょっとでも会えりゃ満足なんだよ。
そう、満足。
俺は携帯をぎゅっと抱き締めた。
(あぁ早く、時間が過ぎねぇかな)
一時間でも30分でもいい、会えるなら。
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準太誕生日おめでとう!
これからも愛してるぜ(笑)
「なぁ準太」
「なんだよ榛名」
ほらそれ、と言うように俺を指差す。
「は?」
「あんま意識してなかったけどよ、お前はなんでオレの事名前で呼ばねんだよ」
「じゃ逆に聞くけど、なんで名前で呼ばなきゃなんねんだよ」
俺らは顔を見合わせた。
「だいたいお前はなんで俺の事名前で呼ぶんだ?」
「だってお前、野球部の奴等と親しげに呼び合ってるんだろ?なんかやじゃん、なのに俺だけ苗字呼びってのは…恋人同士なのによぉ」
俺は、はぁ、と首をかしげた。
妙な所恋人ってのを主張するよな、と思いながら。
「名前で呼んで欲しいのかよ」
「…別に」
何がしたいんだよこいつは…と呆れていた。
「てか下の名前なんだっけ?」
「ちょっそりゃあんまりだろ!オイ」
榛名は焦った様子でこちらに食い付くから、思わず笑いそうになった。
そんで、何やら拗ねた様子で顔を背ける。
「拗ねんな〜」
「拗ねてねぇよ」
「榛名〜」
「うっせ、」
面倒臭い奴だけど、こんなことで拗ねてるのが可愛くも思う。
相変わらずこっちを向かない榛名。
「おーい」
「…」
「元希〜」
「…」
「はっ?!」
一瞬間を置いて驚いた様にこちらに向けた顔は、徐々に熱を保っていく様にほんのり赤くなった。
「…」
「…」
そんな光景に俺も戸惑い停止していた。
暫く俺らは驚いた様に顔を見合わせていたわけで。
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榛名を名前で呼ぶのって、なんだか恥ずかしい(笑)
阿部はよく元希さんって呼んでたよな…と。恥ずかしいやつめ(待て)
更新滞ってます(嗚呼)
有言実行ならずなのですが…
しばらくはコネタにてコネタのUPで勘弁させてください(あ)
落ち着いたら文書きたいです!
廉がその能力を目覚めさせた時、所謂、俺が未だ廉とさして仲良くない時に。
怪我を負った俺に廉は自分が怪我をしたと言うかの様に酷く辛い顔をして俺の傷を見ていた、それに触れて、
その能力を発揮させたのだ。
「傷の深さも痛みも半分ずつ。二で割ってはんぶんこだ」
廉はほほ笑んで俺を見た。
傷を負った人に触れるだけで、
こうして俺は、その傷を自分へ移動させる事が出来る能力が廉にあることを知り得た。
そんな廉に興味を持ち、
一緒に居るうちに俺らは仲良くなった。
廉は優しい奴だから、
怪我をした人を見掛ければ近寄って、傷を肩代わりする。
その度に廉の体に傷が増えた。
白い肌に治りかけの傷や跡になった傷が残っていた。
腹の方はどうなって居るだろうかと思い服をめくろうとした。
「修ちゃん、や…だ。」
と、意外な意志の強さで抵抗を受けた。
自分の傷を他人に移す事もできるのだがそれを彼はしなかった。全ての傷を彼の小さな体が背負っていたのだ。
ある日俺は聞いた。
「なぜこんなことすんだよ」
じっと見つめる先の廉は目を反らしている。
「だれかが痛がって苦しむくらいなら、この方が…いい」
そして彼は自分の過去について話だした。
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「KIDS」てか、原作の「傷」のカノミハパロディ。
原作はなかなかディープだから、KIDSの方が見て見たい。
失はれる物語に収録されてます、これに収録されてる話は全部好きです。お勧めです。
乙一さんのをパロディるのは…無理(笑)