いくら長身でスラッとしていても、姿勢が悪いと全てが帳消しになるよね。
どうもやきです。
今日はおぞましい日曜日……にも関わらず、お客さんの数は言うほど多くはなかった。（でも平日よりは多い）
やっぱり夏休みは終わったんだな。大学生は夏休み真っ最中だけど。
午前中はほとんどレジに入らず、商品を並べたり、冷凍庫に入って在庫の数量を確認したり、カゴの掃除をしたり、商品の賞味期限をリストアップしたり……。
売店の店員はお客さんが少ないときに忙しい。雑用という雑用を全て網羅したかもしれない。
そして昼過ぎに男連中でプールの応援に行くことになってしまった。残念ながらプールの応援にはいい思い出がない。
今回は残飯処理と食券販売。
お客さんの汚い食べ方に半ば呆れつつ、淡々と残飯を処理した。しばらくラーメンのスープは見たくない。
後半は食券販売に回され、いつものニワトリ小屋みたいな箱に入ってアクリル板越しに注文を受けることになったんだが……相変わらず聞こえにくい。
構内放送の音量と頻度にリアルに殺意が芽生えた。数分おきに迷子の放送があるってどうよ。
中には「10歳のお子様を――」なんて放送もあった。
10歳で迷子ってか。この年齢なら親が迷子になった可能性も否めないな。
やっぱり最近の親はダメだ。自分の子どもに興味がない。売店でもそう思うときがある。
でも今日は以前売店の応援に来てくれた植村さんと感動の再開を果たし、なんやかんやで楽しく仕事ができた。
「ひょっとしてバイトさんですか」って訊かれてふたつ返事で肯定したら、「えー、社員さんだと思ってた！」だって。
うーむ……なにを根拠にそうおっしゃるのかしら。
あ、これはもしや“社員でもイケる”ってことだな。
接客業を本職にする気はさらさらない理系の人間だが、新たな可能性を発掘したのかもしれない。
この夏、バイトを通じて少しは成長できたかな。痩せたけど。
明日は故障したガチャガチャの機械を修理してみようと企んでいる。もちろん、再起不能にならない程度にネ。
