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雲雀家の思春期くん(雲雀)

タイトルの()に表示してある作品名を半角英数字で表して下さいキャラ名か作品名を載せます!
例a→(復活):reborn
例b→(雲雀):18

あえて空気は読まない



それはとある質問からだった。
山本が南波はどこ行ったんだ?という一言で俺は今、まさに気まずい現場にいるのだろう

目的地は応接室。
南波が行きそうなのはそこくらいだからだ、そして南波についてくる(応接室にいらっしゃる)のはあの最凶こと雲雀恭弥なのを山本が忘れていた(絶対覚えてた)のが敗因たと思われる


「なんで居るの」
「いや、俺に聞かないで恭弥、いたたまれないから」

そう出くわすタイミングが悪かった。本当に悪かった、人生がタイミングで出来ているという事がこれで実証された

南波と委員長はキスをしていた。南波が押され気味で、そして付け加えれば深いのだった…いや凄まじい感じに激しかった。


「いや、俺はノックしろって言ったからな!山本に言ったから」
「悪ぃ悪ぃ、南波に会いたかったからさ」

この野郎、笑顔でとんでもねぇ事言いだした!空気を読め馬鹿野郎!委員長キレるだろうが!ほら見てみろ鈍いバカは一向に気づいてない、委員長一瞬眉間にシワ寄っただろうが!

そもそもおかしいんだよ
席が!なんでお前と南波が隣同士で俺と委員長が同じなんだよ考えろバカ!それともわざとかわざとなのか!


「いやぁ真剣にノックして欲しかった」
「礼儀を知らないのかい?」
「悪かったってな?そう怒んなよ」
「(いや怒るだろう…普通)」

「で山本どうしたのさ?」
「いーや暇だったからさ、南波の顔見たくなって」
「お前は暇だったら顔見にくんのか変わってんなぁ」

「(…鈍感野郎…!てか山本お前絶対、委員長怒らしに来たよな!お前絶対怒らしに来たよな!これで天然つーんならお前の名前はデストロイ武に変更だからな)」

山中はイライラしながら山本を睨んだが山本は一瞬見て視線を南波に移した。その事で全てを悟った


「(コイツ…腹黒じゃねぇか!)」
「用が無いなら出て行ってくれる」
「いやせっかく来たのにそんな事言うなって」
「(バッカ野郎)」
「まぁまぁ、な?南波もこう言ってんだしヒバリも怒んなって」

「(ムッ)」
「(あ、恭弥かわいい)」
口元をおさえる南波は雲雀を見る、雲雀はその視線に気づき南波を見た


「(なに?)」
「(かわいいなぁって、あは)」
「(…バカじゃないの)」

「「……………………」」
目で会話する南波に山中と山本は絶句した、理由はあまりにも南波がデレているからもあるが雲雀が少し嬉しそうだからだ

「(バカップルめ!)」
「つーか仲直りしたのな?」
「「??」」
「だって南波が先輩とうぐっ「すいません委員長、ちょっと山本気分悪いみたいなんで…」」

「おいおい、話してやれよ山本苦しそうじゃん」
「黙れお前には聞こえねーのか!ベートーベンも唸るくらいの不協和音が!」

「はぁ?意味わかんねーよバカが」
「黙れ!」
「お前が黙れカスッ」
「アハハハ、南波モテモテだからな」
「山本武、詳しく言いなよ」
「南波また告られたんだよな〜今週で8回」

「「…………………………」」
「へぇ、僕は聞いてないよ」


「山中…不協和音じゃなくて俺的に火山爆発の前の音がするんだけど…いや、聞いた事ねーけどさ」
「奇遇だな南波、俺もする。いや聞いた事ねーけど」
ズゴゴゴゴゴと異様な音を立てて見る雲雀に南波は回れ右をして立ち去ろうとすれば雲雀は肩を掴んだ

「逃がさないよ」
「……………はい…」
勢いよく逃げる山中一行をこれほど恨んだ事はない、つーか何しに来たんだお前ら!これほどまでに空気読めるからあえてずらしてるんですか今ちまたで流行りのAKYと言うヤツですか?あえて空気読むみたいな?




「………………すいませんでした」
山中は目の回りを青くする俺を見て土下座していた

「死ね山中ぁあ゛ああ゛!!」
「ひぎゃぁぁああああああ!!!!」
悲痛な叫びは並盛一体に広がった




あえて空気は読まない
(法令だそーぜ!もうこれ犯したら死刑でいーんじゃね!?)


√2*03

無駄に続く骸と先生連載←
それは私は骸が大好きだからです(謎)どんどん展開して行こう!
本編もアップして行きたいです、ブログばっかあっぷしちゃってるよ(あーぁ)



√2*{慣れない事はするべからず}
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√2*骸×教師の題名的な(笑)


エロ注意です!
読もうじゃないかと言う方
だけ先に進んで下さい!
本番ではありませんが
エロです注意!


骸×教師
√2*{考えてから進むべし、}
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特別連載*骸×先生

ぼへーっと窓を見る姿は美男子というに相応しい。六道骸とはそういう人物なのだ、なににも興味が無く感情を面に出さない。と言うか人と会話をするのも嫌がっている。無関心、よく言うならクール


「(この世界なんて所詮はこんなものですね)」

「……面倒くさい」
パコンッ
「?」
「面倒くさいじゃないよ!集中しな!」
「……………長嶺有栖(ながみありす)」
「先生の名前を呼び捨てとは言い度胸だなぁ六道!」
むにーっと頬を捻るとポーカーフェイスが崩れクラスメートがどよめくのがわかった。六道骸にこんな態度をとるのは長嶺有栖だけだ


「いひゃいでしゅ、」
「今度からは先生と呼ぶように」
「まぁ考えときます」
「今考えろ」
コツンと頭を叩き教卓へ向かった


「アリス〜不思議の国はどこですかー」
「てめっ案内してやろーか」
べしっと前の男子を叩いた。有栖は生徒と仲がいい、六道だけではなく人気者なのだ。女性のように華奢な体型と女性よりも整った容姿は名前と合っている

「なんだ六道」
「別に」
「?」
「……なんですか」
「態度の割には課題してんな、エラいぞ」
頭を撫で始めた有栖に骸はポカーンとし次に真っ赤になった

「なっな、」
「はーいお前ら六道見習って課題しとけよー、じゃねぇと点数やらねーからなぁ、かと言って呼び捨てはしないように。PTAとか関係なく殴るから覚悟するように」

いいのかよーと男子が笑いながらゆうがいいんだよっと有栖は笑い飛ばし授業を続けた
最近、有栖を目が追っている
自覚したのは数日前だった、ただ犬に「骸さん誰みてるんれすか?」の答えがあまりにも簡単過ぎて、いや衝撃的過ぎて絶句した


そして見ているうちにわかった。有栖は沢田綱吉に好意を持っている、少し周りと扱いが違う。些細な事だがわかってしまう、…気になるから




「有栖、今日一緒にお昼どうかな?」
「綱吉先生からお誘いなんて珍しいですね、明日は雨かな?」
「えぇ!?俺から誘ったらいけなかった!?」
「嘘ですよ!またまた綱吉先生は天然みたくなって〜天丼ゴチです」

「俺のおごり!?」
「…………有栖」
「おっ!どうした?六道」

「ここ教えてもらえませんか?」
「あっじゃぁ俺先に行ってるね」
「うん、天丼頼むよ?綱吉」
「はいはい」
「………………」
骸は綱吉を睨み付けた。綱吉はビクッとするがすぐさま愛想笑いを浮かべた

「(、腹立たしい)」
「で、どこわかんないって?」
「範囲がわかりません」
「……お前頭いいのに抜けてんね?53から68までな?覚えたか」
「えぇ、ありがとうございます」
「おっ学業に励むように!」
頭を3度ほど軽く叩く姿はやはり教師のように見えた。骸は顔を赤く染めるがやめて下さいと零した


「じゃぁ俺ご飯行くから」
「有栖は沢田綱吉が好きなんですか?」
「だから有栖って呼び捨てすん…え?」

「だから好きなんですか?」
「ばっ同僚だよ!六道、勉強のし過ぎか?先生不安だぞ」
「ではなぜ、彼だけ呼び捨てなんですか?なぜ彼といる時だけシワを作って笑うんですか?なぜ彼の隣を歩きたがるんですか?」

「………………………」
「好きなんですか?」
「案外…饒舌なんだな、」
「ぼっ僕が聞いてるのは!」
「はいはい、子供が大人をからかうんじゃない。俺と綱吉は同僚で家も近いから仲いーだけだ、わかったか!」

       ・・
───────綱吉。


ズキンと心臓が痛んだ
「有栖、」
「だから呼び捨てにすんじゃないよ」


「もし僕が好きだと言ったらどうしますか」





それは致死量の愛ですか?
(驚き真顔になる彼に仮面は剥がれたと、思う自分がいた)