話題:行くあてのない気持ち
まだどうしてもうまく笑えない
あんなに悲しい思いをしたのに
何も手につかないくらいつらいのに
ゆうきくんに会いたいって思うの
ゆうきくんの香水を振りかけた枕に顔を埋めて、ゆうきくんが好きなうたを聞いて、泣きながら眠る
抱きしめてくれた腕を
頬を寄せた胸の鼓動を
首筋に香るCHANELを
二人包んだ優しい歌を
私の名前を紡ぐ甘い声を
思い出して、届かなくて、
泣きたくなんかないのに涙が溢れる
弱い子だね
これじゃだめなの分かってる
ゆうきくんを好きでいるなら強くならなきゃ
ねぇ、でもさ
しあわせになりたいよ
ゆうきくんの隣で唯々笑っていたいよ
まだ好きだよ
こんなに想ってるよ
昨日より、はじめて会ったあの日より
ゆうきくんへの好きが増えて、私のちいさな心じゃおさまらなくて、溢れて、それが涙になって零れてく
嘘でいいから
それだけで生きていけるから
好きって言ってよ
私、ばかみたいに信じるよ