就活生が面接で、面接官に逆質問する機会にしてはいけない『9つのNG質問』についての記事を読んだんだが。

じゃ何聞けって言うんだよwww

って思った。
昔から思ってることだけどさ、22歳やそこらの年齢の時に社会のことなんかどれぐらいわかってる?
アルバイトやインターンの経験があれば少しは違うんだろうけどさ。
企業研究って言ったって具体的にどんな業務でどんな仕事がしたいって明確にわかって会社に入る奴ってどれくらいいるんだろう。
いや、勿論ちゃんといると思う。
でもこういう記事とか読むと、たかが逆質問の内容なんかでしか人を見抜けない人事担当者のスキルのがどうかと思うな。
逆質問の内容がNGな奴は面接全体の内容もあまり良くないとかそういうことならともかく。
そんな光る逆質問できる奴ばっかじゃないだろうに。
勿論就活のハウツーの中で良しとされてることもやり方によってはNGなんだろうし、NGとされてることでもやり方によっては評価されることもあるんだろう。
情報が氾濫していて、真逆のことが書いてあることもあるだろうし。
何でもそうだけど、自分次第だよね。
同じ質問でも、違う人が聞いたら違う印象になるんだろう。

私は就活中、自分がされて忘れられない質問があって、一番行きたかった会社の面接で、『あなたは周りからどんな人だと言われますか?』っての。
そこまでめちゃくちゃいい感じで盛り上がって、私は面接は全く苦じゃないし何聞かれてもすぐに切り返してたのに、それだけは答えられなかった。
最後の質問だったけど急激に面接官のテンションが下がっていって、終盤は勤務地の話とかしてたのに、『じゃあ就活頑張ってね』って見送られた。
終始優しい笑顔だった人事部長さんが凄く寂しそうな顔だったのを鮮明に覚えてる。
ガッカリしたんだろうな、あの落差には。
あんなに場の空気がシラケていくのが手に取るようにわかった瞬間て体験したことがない!!
あれは文句なしに負けた。
あれほどはっきり負けを受け入れざるを得ないことってなかった。
就活って自分のアピールばっかりしてるから、客観視した自分の強み弱みは語れるけど、
周りからどんな人だと言われるか気にしたことがなかったから、周りの人間の話に耳を貸せない自分本意な人と思われたんだろうな。
私にとっては物凄く想定外な質問だった。
あれはまさにダメだった。
答えられないとダメだろってあの瞬間も思ったし未だに思ってる。笑
後悔はしたけどあれはあれで実力だし、今が良いから引きずってるわけじゃなくてね。
あの時は人事ってプロだなと思った。
そういう、学生の個性に応じた質問の内容なら合否に関わるから大事だけどさ、
『最後に何か質問ありますか?』ってのは多くの機会で投げ掛けられる定型文じゃん。
『特にありません』はダメ、残業や休みについては怠け者、自己PRはウザい、キャリアは受け身、ホームページ等に書いてあるようなことは企業研究してないのがバレる。
何聞いたら正解じゃなくて、どう聞いたら正解って意味なのはわかるんだけどね。
とにかく自分の芯をしっかり持って、 惑わされないで進むべき。
自分も就活セミナーで答えたことあるけどさ、貴重な機会なんだからほんとに聞きたいことを聞いたらいいのにとは思う。
情報収集の場と、面接本番ではそりゃ違うけどさ〜。

とにかく若いって素晴らしいよ。
どうにでも歩いていける。
頑張って損はないよね。