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うた






「短歌ください」は、読者から投稿された短歌を歌人・穂村弘さんが取り上げていく、雑誌「ダヴィンチ」で連載されているコーナーです。
こちらの本はそのコーナーを書籍化したものなのですが、私の短歌も2首載せて頂いています。

短歌といっても古文の教科書に載っているような「〜けり」等を使った短歌ではなく、普段の言葉を使ったものばかりなので短歌に興味がない方にもおすすめです。

是非お手に取ってみてください。

期間限定ものに弱い



話題:モスド


初の話題書き。

噂のモスド、買ってきてもらいました!
画像はドーナツバーガー。
かなり小さいです(笑)
ハンバーガーでいうバンズはドーナツ、パティ部分はクランチチョコでした。
これにプラスしてストロベリーチョコレートと抹茶チョコレートがそれぞれはさまってます。





↑こっちはストロベリー。ストロベリーソース?もはさまってて見た目ケチャップっぽい(笑)
もう片方は抹茶チョコレートがレタスっぽい見た目。
味は普通ですがこういう企画ものっぽいの好きなので満足です。

次はモスの方も食べてみたいなー。
ミスドではこれの他にポテドなるものもあるそうで、なくなる前に是非購入したいです。
こういう期間限定ものって、買いたいと思いつついつの間にか姿消してるんですよね。
単に私の行動が遅いんでしょうか(笑)



「嘘つき。」






アンソロジーで読みやすそうだなぁと思ったのと、表紙の上野樹里ちゃんが綺麗で手に取りました。
特に凝ったアングルでもないシンプルな写真だけど、真摯な印象を受ける写真で好きだなぁ。

内容は、作家さん10人による「やさしい嘘」をテーマにしたお話で、参加されてる作家さんが最近話題になっている若手さんが多いです。
この人の話読んでみたいな、と思っていた人ばかり。

一番好きなのは西加奈子さんの「おはよう」かなぁ。
関西弁ベースのお話なのだけど、あったかくて関西弁がよく効いてます。

豊島ミホさんのお話は…正直、それは本当に「優しい嘘」なのか分からなくて何だか苦しくなってしまいました。
うーん。この読後感は「よだかの星」を読んだ時に似ているかも。

あと、光原百合さんのお話は少しファンタジーっぽいけれど純粋に面白くて、でもラストに主人公の気持ちを思うとあぁ、ってなります。
主人公はどんな病にも効く実の成る木を管理する少女で、ある日身重の妻をその夫が少女の元に連れてきて実を求めるんだけれど、その実には副作用があって…というお話。

華恵さんのお話は、これを15歳が書いてると思うとすごいなぁ。

他にもダヴィンチから類似したアンソロジーが出てるようなので、そちらも読んでみたいです。

「ブルースカイを見たか?」






桜庭一樹さんの小説をちゃんと読んだのはこれが初めて。
装丁が気になって、どんな話か分からないまま、読み始めました。
ブルースカイと「少女」を巡るお話。

読者を話に引き込んでく力のある文章だなーと思います。
ちょこちょこと伏線があってちゃんと回収されてはいるのだけど、ぐいぐい引き込まれた分、終わり方がちょっと物足りなかったような…?
でも久々に読み応えのある小説でした。
過去と未来と現在にそれぞれ生きる登場人物たちが、それぞれきちんと一人の人間として「立って」いて、人間味がありました。
「少女」という概念や、大人と子供の境界について作者の考えが表れていて、それも興味深いです。

「世界はときどき美しい」







ちょっと前に見ました。
「世界はときどき美しい」って言葉がいつからか頭の片隅にあって、何だろうと気になっていたらTSUTAYAでこのタイトルを見つけて、あ、と思って借りました。

8ミリビデオでの映像が、いつかどこかで見たことのあるような懐かしいざらりとした雰囲気を出してます。
お話としては、どれも詩的な世界。
5つのお話があって、その中でも松田龍平さん、市川実日子さんがそれぞれ主演のお話がすき。
どれも特別な事件は何も起きない淡々とした日常のお話で、好き嫌いは分かれそう。

一番最後の、市川実日子さんが主演のお話で「親より先にだけは死ぬなと言われてきた」という主旨の台詞があって、あ、と思いました。
私も同じように親に言われていて、それはちょっとした呪縛なのだけど、この言葉を思い出す度に、あ、まだ生きていかなきゃと思うのです。


とにかくタイトルが秀逸な映画。
きっと、いつでも世界が美しかったらそれが当たり前になって気付かないから、ときどき美しいくらいでちょうどいい。


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