螺旋状に突っ走って死にたいプロフィール
2012/11/1 Thu 04:51
自尊心と誇りは違うし、虚栄心と自負も違うと思う


話題:今読んでる本

「自負と偏見」である

映画では「傲慢と偏見」になっていた


映画を先に鑑賞してしまったのが失敗だった

原作があることを調べなかったことが悪いのだけれども


俺は原作がある作品は最初に原作を読んでからではないと、目にしたくないタイプだ

ネタバレは気にしない
結果も過程も楽しむからだ

結果がわかっていても過程が素晴らしければ素晴らしい作品である


なぜ原作を読まなければ気が済まないのか

それは映像化されたものを先に目にするとイメージが固定化されてしまうからだ

あとで原作を読んだ時に、映像、役者のイメージがついてしまう

自分の発想が疎外され、発想力が低下することを恐れてしまうのである

そしてイメージ先行で原作を読むのは作者に対してなんだか失礼な気がするのだ


この作品は先に映画を見てしまったため、ある程度イメージが固定化されてしまった

これは失態である



しかし、中々おもしろい話である

簡単に言えば、ヒロインである中流家庭の主人公と

で上流家庭の男との恋物語である

ヒロインは男を高慢ちきで憎たらしいという偏見を持ち接する

それが徐々に偏見であると気づき恋に落ちる

なんともシンプルなストーリーであるが
登場人物のキャラがおもしろく、のめり込んでしまうのだ

中にはとんでもなく嫌な奴もいる
しかも現実にいそうな奴だ

最終的には「金持ちは高慢で嫌な奴に見えるが、純粋であり、根は良い人間である。貧しい人間は性根も貧しい。」みたいなオチがつくんだけどこれ自体が偏見だなと思った

金持ちだろうが貧乏だろうが、良い奴は良い奴だし
嫌な奴は嫌な奴だ



自尊心が強いと自分を偉いと勘違いしてしまう

虚栄心は他人に対して自分をすごく見せようとするものだ


誇りは自分に厳しく、驕らずに研鑽する人間が持てる

自負とは誇りに裏付けられた自信だ


誇りと自負を持ち生きていきたい

という風に無理矢理まとめてみた


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