15/09/17 13:56 (:本)
  旧版でも充分です

花と鳥の名前を覚えたいだけだし。

添付の『鳥』は表紙のルリツグミ君に
「お〜!幸せの青い鳥(っぽい)!」
とホイホイされ、ザーッと眺めたら、何気に結構マニアックな鳥の写真が沢山で即買いしました。

…オオミチハシリがいる!
↓コイツのモデル


全身、翠のオオハシの仲間がいるんだ!いつもあのバナナ嘴の方たちしか見ないから。

オーストリアに住むスカイブルーと白のカワセミ・ナンヨウショウビンってキレイだなぁ!

なんたって…ケツァールが…お食事してる写真がある!
初めて見ました!

「アンタ、そんな大きいミニアボカドを丸々くわえて喉つまらないの!?でも口いっぱいくわえて可愛え!」
と興奮するくらい。


メスの写真もあって感動しました。
オスはたいていの図鑑で見かけるけど、私はメスを見たのはこの本が初めてです。

オスほど派手じゃないけど、全身控えめなエメラルドグリーンをしてて地味な色が多い鳥のメスにしたら、かなり綺麗でした。

↓小さい頃、この絵本を眺めてケツァールを知って以来大好きな鳥になりました。


あとね、買う決め手!
孔雀のページにパラワンコクジャクがいたの!!
インドネシア(だったっけか?)のパラワン島にしかいないキジの仲間で、黒地の体に散りばめられたターコイズブルーの羽が絶妙に美しいことといったら!

また尾羽がすごく素敵なんです。
カーキとブルーの色合いが上品で、トルコ石でふんだんに飾った貴婦人の扇みたい。
この鳥、その美しさゆえにナポレオンに献上されたとかで、なんかナポレオン云々って名付けられたとかって荒俣先生の鳥図鑑に書いてありました。

そりゃああんな綺麗な鳥だもの。
孔雀ほどの派手さはないけど、私は大好きです。

『世界の美しい色の鳥の図鑑』にも載ってたので興味ある人はググるかこの本を見てみて下さい。
私、この鳥大好きだから買わずにはいられなかったんです。



植物の図鑑もよかったです。
500円って、そんな安くていいのかって思うくらい。

食虫植物のページ楽しい。ウツボカズラの仕組みやら。
ハエトリグサがなんだかんだ見た目が好き。
こいつを部屋に置いたらミニモンスターを飼ってるみたいな気分になれて、さぞ楽しいだろうなあ。

薔薇やランやアサガオは品種改良の種類も沢山のってたり、野菜のページも何気に面白かったり。

そうだよなぁ〜。
クイズ番組あたりに、
『マツバウドは何の植物の別名ですか?』
なんて出されても分からないって。私も先日アスパラガスだって知りましたし。

こんな風に色々楽しめるから、キノコのページもあったら良かったなぁ…キノコ載せて欲しかった。
毒草ページもあったら一層ベネだった。

でもこの図鑑も好き。



とりま、この辺りの学研の図鑑は沢山の鳥や花を並べてあり、シンプルで見やすくて好き。

最近の図鑑は、デカデカと目立たせたい写真だけを中央に置いて、他の種類は隅に図があったりし、更に説明文がやたら見にくいヤツが多いような気がします…。

新しけりゃあいいって訳じゃあないのよ。海外の詩や小説の翻訳と同じように。
改訂が改悪になったって結構あるんです。改訂が改善になったのと同じくらい。

それから古い図鑑もいいですよね。
ゴジラっぽい立ち姿のティラノ…昔の図鑑でみると微笑ましくなる。
味のあるイラストの蝶々たちも、3〜40年前の古びた変な色の写真もいいです。

こういうのはブックオフや古本屋行かないとないんですよね。私にとっちゃ宝探し。


今回の図鑑は一冊500円。
安物買いの銭失いと言われようが、私はブックオフ散策がやめられないですね。

本の背表紙を眺めてるだけでも時を忘れて癒されます…。
(´∀`)


話題:ブックオフ






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