寝付けなかったので、お題系のバトンを久しぶりに拾って来てしまいました。(^_^;)


お題


二度目まして。
前回お題を投稿させて頂いた者です。
今回もどうぞよろしくお願い致します。
お気に召して戴けたら幸いです。


　　◇　　◆　　◇


・左薬指の見えないそれ
→今は架空の指輪でも、いつかお前にぴったりの買ってやるよ。
そう言って、俺は手のひらを空に向けて腕を伸ばした。

・嘘つきの本当
→俺は親友のお前に好きな奴が出来たと嘘をついた……。
けどな、その好きな相手は目の前に実在する……お前自身なんだ。

・正直者の嘘
→俺は昔から嘘をつくのが苦手だった。
どうせ直ぐバレてしまうので、いつしか嘘をつく事自体なかなか無かった。
それでも俺は、心に鍵をかけ大好きな君に嫌いと嘘をついた。

・失った記憶に
→君との思い出はありますか？と聞いた僕に君は沢山の事を話してくれた。
君は笑いながら話しているのに、いつの間にか僕の目からは涙が溢れた。

・つめたいあたたかい
→寒い屋外から部屋に入った途端、君に抱きしめられて僕の体温が急上昇していった。
部屋が暖かいからと、自分の脳内に必死に言い聞かせた。

・戒められた心
→それを容易く壊した君は相当だよ。
いや……君に興味があったから、壁を壊す隙を与えてしまったのかもね。

・黒い翼の涙
→どんな生き物の涙でも、それを君は信じられる？。
そう……なら君は優しいのか、底抜けの馬鹿だね。

・綺麗事なんて言わないけれど
→お前の居場所はそこじゃない。
自分でも分かってるんだろ？。
ほら、一緒に帰ろうぜ？。

・ごめんねごめんね。愛してる
→一足遅くに着いたホームで、僕は君への懺悔にも近い告白をした。
君がまだ、僕の後にホームへ来たばかりだとも知らずに。

・腕を伸ばせば
→お前を抱きしめる事の出来る距離に居る。
それでもそうしないのは、今のポジションが苦しくもあり心地よくもあるからだ。

　　◇　　◆　　◇


詩、イラスト、小説等お好きにお使いください。


------------------
エムブロ！バトン倉庫
mblg.tv
------------------


うーん、お題系の解答、いつもよりちょっと暗かったかな。（汗）