恋桜と約束の薔薇

フルコンプしました。

まずは駆くんの感想から。

所謂メインヒーローですね。

こはるちゃんに対しては優しく、たまに意地悪しようとしたり、王道キャラです。

お父さんとの関係がクローズアップされるのかと思いきや、結構サラッとしか語られず、ちょっとそこが残念でした。

こはるちゃんのことを好きになった所も曖昧だったかなと。

お父さんの洗脳が解けてないから、こはるちゃんを好きになったのかがはっきりしなかったのがちょっとなぁ……と。

平士は駆くんの想いは本当だって言ってたけど。

正宗さんは「駆は敵なんだ」みたいなことを言っていましたが、そこからそれ程敵っぽい描写もなかったですしね(^_^;)

一応、攻撃はされましたが。

あと、本当に毎度書いてる気がするんですが……突然のエロはいらないです。

このゲーム、なぜか突然エロを入れるんですよね。

悲恋ENDはお父さんの洗脳が解けずっていうのは別に良いんですが、恋愛ENDのラストの警報音はなんだったんですか？

エピローグがあるかと思いきやそうではないし……。

ブツッと切られた感じが凄くありました。

何だかんだ書きましたが、駆くんとこはるちゃんの関係には萌えました。

全キャラ攻略した後のエピローグです。

ネタバレを避けるので詳しくは書きません。

が、これ……消化不良も良い所ですよ。

寧ろ、これを全キャラ攻略後にやる意味はあったのかと。

大体のゲームは『こういうことかな？』とか、脳内補正が出来ますが、これはちょっと……。

空汰の存在理由は何となくわかりましたが、ならアイオンの側に居たのと、この世界に来た空汰は同一人物なのか？

寧ろ、史狼の復活はアイオンと同じ装置ってことなのでしょうか？

うーん、考えても答えは出そうにないなと。

それを言い出したら、ヒヨコさんは一体何なのかな……。

ヒヨコさんは可愛いんだけどね。

さて、これでフルコンプです。

全体的な感想としては、シナリオが唐突過ぎるかなと。

特に恋愛面。

格別１ルートが短い話ではないんですが、突然「好きだ！」とか言われて、プレイヤーとしては「えっ、いつ好きになったの！？」となるわけですよ。

イラストや音楽は凄く良かったです。

キャラも個性豊かだし、９人もいれば誰かしら好みのキャラがいると思います。

ただ、攻略しているキャラが、大体他のルートの方が輝いているんですよね。

特に一月さんや正宗さん。

複数主人公にしたのは良かったんじゃないかと思います。

やっぱりここが賛否両論だと思うんですが、私は良かったと思いました。

恋愛関係にならない七海ちゃんと一月さんの関係とか結構好きです。

まぁ、主人公達は個性が強いので、その辺りが色々評価が分かれるんじゃないかなと。

個人的な意見で言えば、七海ちゃんは主人公としてプレイしている時が一番楽しかったですね。

深琴ちゃんとこはるちゃんは、脇カプとして見ているのが楽しかったかなと思います。

好きなキャラは、千里くん、暁人ですかね……。

エンディング的には……すみません、このゲーム悲恋ENDの方が好きです。

千里くんとロンさんの悲恋ENDは至高でした……。

個人的には、ちょっと期待値が高過ぎたかなと思いました。

そしてFDはきっと出るんだろうなぁ……。